約 115,179 件
https://w.atwiki.jp/bloodplus/pages/320.html
【種別】小ネタ アンシェル・・・エリザベータ、老婆、写真に写ってる女性、リクに擬態したディーヴァ ディーヴァ・・・リク、アナスタシア、エヴァ・ブラウン グレゴリー・・・ソーニャ カール ・・・ファントム(変装) ソロモン ・・・廃人(変貌) ジェイムズ・・・狂人(変貌) ネイサン・・・記者(変装) コメント てかディーヴァはシュバリエじゃないじゃん。。。 -- カールから下は変身といえるのか・・・?あとネイサンは変装じゃなくて転職だと思う。 -- アンシェルは女性ばかり・・・。おいおい! -- ソロモンはあんなになっても素敵 -- 変態ぞろいで最高。 -- 変態ぞろいがシュバリエの魅力です -- 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/henroy/pages/354.html
Predestination ◆gry038wOvE 結城と零が冴島邸の直線的な廊下を歩いている。零の横顔は、その中にある全てを憎しみの目で見つめていた。 ……この豪勢な家の中には、色々と思うところがあるのだろう。地図上の「冴島邸」の名前から、結城は様々な想像をしてきたが、更にその上を行くような豪奢な家である。 見た感じでは、非常に綺麗な洋風の建物だ。魔戒騎士というのは、やはり随分と儲かるのだろうか? ましてや、その最高位という冴島鋼牙という男ならば、尚更だろう。仮面ライダーという慈善事業とは違い、魔戒騎士は職業としての側面も持っていると思われる(無論、その活動は秘密裏のようだが)。 しかし、そんな一方で、傍目の零は自分で縫いつくろった痕のあるコートを着ている。これも高そうだが、それは元値だけだろう。何度も買い換えた様子には見られない。いや、無数の縫い痕は、むしろ買い換えることへの過剰なまでの抵抗さえ感じられる。 何か思い入れのある品なのだろうか。結城はそこまで考えたが、あくまで黙っておいた。 いちいち、細かいことまで聞いて、反感を買っても困る。彼のコートが何であれ、この場で関係のあることではないだろう。 「……結城さん。一ついいかな?」 結城は、突然零に呼ばれて、疑問顔のままそちらを見る。まだ頭の切り替えをするには、少しばかり早い。この邸宅から考えうる、冴島鋼牙という男への考察はまだ済んでいないのだ。 零の表情は、強張ったまま、しかし、数秒前の憎しみの目とは異なる、何かに対する警戒に染まった目で結城に言葉を投げかけていた。 結城の目を見ようともしていないことから察するに、彼の視点の先に何かあるのだろう。目線を反らすことで、彼は結城に合図を送っているようだった。 何かいる、らしい。 ……確かに結城も、この家の中で何かを感じてはいたのだが、それをはっきりと掴めてはいない。 零は、あの先でもっと精密に何かを感じて睨んでいるのだろうか。 「二階から、誰か降りてくる」 視点の先に何かがあるというのは正解である。そこは柱で区切られていてうまく見えないが、階段の三段目までが、何とか視界に入った。 すると、二人は互いを向き合い、頷くと同時に階段へと駆け出した。結城と零は階段までの間合いを俊敏な動きで詰める。 それぞれの武器を────双剣を、ヘルメットをそれぞれの利き手に握り、数歩だけ歩けば、彼らの視界に、一瞬で階段の八段目まで映る。 零の動きの速さに、コートがふわりと風に浮いた。 彼が、目の前にある異変を感じたことで立ち止まると、靡いたコートは彼の背中にパサッと音を立ててくっついた。 この零のコートの背中に縫い付けられたマークは、かつて婚約者・静香により贈られたドリームキャッチャーを模している。 ──彼が背負い続けるものが、ピッタリと背中について彼を追ってくるようになっているのだ。 あの瞬間に知った怒りを、悲しみを、己の無力を、敵の名を忘れぬ為に、彼が自分自身に科した重い宿命の証である。皮肉にも、悪い夢を吸い取るはずのこのドリームキャッチャーこそが、彼にあの悪夢を何度となく思い出させていた。 「ナケワメェーケェー!!」 零の察したとおり、階段の方から不気味な怪物が降りてくるが、二人の戦士は驚くこともなく、それを見据えている。 これまでの経験上、怪物など珍しくも何ともないのである。むしろ、単体で襲ってくることや、容姿にグロテスクさがなく可愛気さえ感じることから、生易しい相手と思うほどだ。 結城丈二はライダーマン。涼邑零は魔戒騎士。……化け物を見ても反応を示さない理由など、それだけで充分だろう。 人の気配を感じた時点で構えていた剣を、あるいはマスクを、彼らは戦いの構えにもどす。 「ヤァッ!」 鋼の右腕を持つ男・ライダーマンが一瞬で変身する。結城がヘルメットを被ると、全身は強化スーツに包まれ、仮面ライダーの姿へと変身するのだ。 むしろ、この変身には怪物の方がギョッとしたようである。 何だか、調子の狂う相手だ。零は構えたまま動かない。鎧を召喚するにも、今はそのタイミングではないだろうことが明白だった。それほど強い相手ではなさそうだ。 「ロープアーム!」 彼の右腕が太いロープの束へと変形する。彼の意のままに発射されるロープの腕である。 彼はそれを使って、一瞬で目の前の怪物の体の四肢を包んだ。 的確に、敵の動きを止める妙技であった。数年来、このロープアームを腕としてきたライダーマンは、もはやこの技において、右に出る者なしの達人といえよう。 「……零、こいつは参加者ではないだろう。だが、これを操ってる参加者がここにいるかもしれない」 「鋼牙か……。捜してみる価値はあるかもな」 結城としては、それが冴島鋼牙であるかどうかは微妙に思ったが、ともかく操っている者がいる可能性を少なからず考えている。 参加者ではないにせよ、まだ主催者側がこの施設に送り込んだ措置という可能性も否めない。 ……が、どうにも、主催者が送り込んだ物とは思えないのだ。どうして、この施設に限りこんな怪物を寄越してくるのかが疑問である。警察署には、怪物などいなかったし、他の場所でも参加者外の怪物は見ていない。 また、この怪物が参加者により変身した戦士という可能性もあるが、形状が人間的でないことや、首輪が装着されてないことが不自然に感じられた。 零は二階へ登っていく。 それを見届けたうえで、目の前でロープを絡ませた相手を見つめた。 「ナケワメーケェ!」 怪物はあまりにも機械的に、この言葉だけを繰り返す。その性質はデストロン怪人にも似ている。 彼の鳴き声は、即ち、「泣け喚け」ということだろうか? しかし、状況と台詞が明らかに合致していない。異国の言葉を「泣けわめけ」と聞き取ったわけでもないだろう。 ……やはり、変身者とは思えない。 怪人たちとも、違う。 「意思疎通ができる相手でもないからな……どうすればいいか」 そのうえ、ライダーマンが今行っている動作は、戦闘ではなく、ただの棒立ちになっている。 ライダーマンは、もがけばもがくほどロープに絡まっていくこの生物をどうすればいいのか悩み、棒立ちしているのだ。 放っておいても良い相手であるような、そんな戦い甲斐のない敵。 果たして、これは倒すべき相手だろうか? 倒していい相手なのだろうか? よくよく考えていれば、こちらに目立った被害があったわけでもない。 「……やれやれ」 しゅるしゅると、ナケワメーケがもがくたびに自分の腕から伸びていくロープを見つめて、ライダーマンは苦笑いした。 これは、どうしようもない敵だ。何せ、倒させてくれない。 こいつがいたところで、誰も困らないのではないだろうか。階段から、何かを守るように襲ってくるこの奇怪な生物を、とりあえずライダーマンは縛り付ける。 「二階を見てみるか」 結城は変身を解き、階段を踏み出す。その際、ナケワメーケの巨体は邪魔なのだが、何とか切り抜けて歩き出した。 しかし、結城はこの場所が気にかかって仕方がない。 この家は、深く進めば進むほどに「何もない」。いや、確かに一般的な家には絶対にないようなものがいくらでもあるのに、殺人鬼が持っていそうな悪趣味な代物が、何もないのだ。 人を殺すような人間の邸宅にしては、あまりにも上品すぎる。 ……まあ、強いていえば、椅子の化け物がやや下品だろうか。 ★ ★ ★ ★ ★ 「あんたは……」 零は二階の一室に座する男の外見に心当たりがあった。 その男は、冴島鋼牙ではない。……だが、彼がその手の剣を彼に向けることに、躊躇を持つことはなかった。 彼はこの一室に置かれた全てを憎む。ベッド、花瓶、棚、机、埃の一片……そして、そこにポツンと佇む人間さえ。 この一室が冴島鋼牙の部屋であることは、「魔戒騎士らしい道具のある部屋」であることから明白であったから、零の眉は半ば強制的に顰められたのだ。 零の記憶に残る、血で汚れたあの部屋と、この綺麗に整えられた部屋──一体、どちらが殺人鬼の部屋であるべきか。神という者に良心があれば、二つの部屋の居住者は逆であるべきなのではないだろうか。そんな怒りが、零の中に湧き起こる。 しかし、彼は無機質な「部屋」よりも、まずはそこにいる「人間」に語りかけた。 「相羽タカヤ、か……?」 この男は、警察署にいた相羽タカヤという男と全く同じ外見だったのだ。しかし、雰囲気は似ても似つかない。どちらも底知れぬ闇を感じさせる表情である。 柔和な表情をしているのはどちらかといえば、今零の目の前にいるタカヤの方だろう。彼は、警察署で会ったタカヤよりも温厚そうな雰囲気であった。……しかし、その実、あのタカヤよりも感情の見えない不気味さを感じさせた。 あちらのタカヤを見た時、零は少なくとも、あの憎しみや怒りなどの激情を露にした彼に、どことない共感を覚えたような気がする。 このタカヤには、そういうものが一切ない。 「へえ、兄さんに会ったのか……」 「兄さん……? あんたは、タカヤじゃないっていうのか」 相羽シンヤ、相羽ミユキの二つの名が名簿にはあった。どちらも、男性に在り得る名前であるが、ミユキの名は既に死者として呼ばれているため、自動的に彼はシンヤということになる。 二人の外見が相似しているのは、双子であるからという可能性が高い。……となると、やはり親族が似たような名前をつけられる不思議な風習が由縁だろう。 たとえるなら、────冴島大河と、冴島鋼牙のように。 「そうか。相羽シンヤか」 「ご明察の通り、僕は相羽シンヤだ」 そう言って、男は微笑む。やはり、タカヤの数百倍、彼は不気味だった。 口調がタカヤとは別物で、無邪気なように聞こえることが、何処かの誰か───零にとっては、鏡の向こうからしか見られない誰かに似ている。 だから、零には余計に不気味なのだ。 「……それより、兄さんのことを知っているようだったけど、実際のところどうなんだい? はっきり話したというなら、どこで会ったかを訊きたいな」 一方、シンヤの興味は一点、そこにあるようだった。 危害を加えようという様子は全く見られないが、実のところ、この笑顔の裏になにが隠れてるのかはわからない。だから、零は剣を垂らしたままだった。 しかし、垂らしているだけで、構えることを忘れさせている。シンヤの不気味さが、零の理解を超えているから、剣を持って警戒することさえ、この時ばかりは忘れていた。 そして、何の切欠もなしに、はっと我に返る。 俺は屈強な魔戒騎士だろう、と。 「……ああ、知っているよ。だが、その前に俺からも一ついいかな?」 この男はここにいたのだ。 タカヤのことを話す前に、自分の捜し人のことも訊かなければならない。 何より、それが零の最優先事項なのだから。 「冴島鋼牙っていう男が、ここに来なかったか?」 「それに答えれば、兄さんと会った場所を教えてくれる……そういうことでいいのかな?」 「ああ」 それぞれ、駆け引きの材料としては良い条件だったかもしれない。 何せ、シンヤは鋼牙に会っている。零はタカヤに会っている。それゆえ、これはフェアな駆け引きになる。 結果的に、互いが必要とする情報を得られるのだ。ここで、シンヤが鋼牙の情報を一切持っていなければ、零には手掛かりらしいものも入って来ず、焦燥するに違いない。 「……確かに冴島鋼牙はここに来た。……白いコートの男だろう? 朝が明けたくらいだったな……どこに行ったのかは、知らないし、興味もないよ」 シンヤはそう述べる。 直後に、ダンッ、と壁を叩く音が部屋に鳴り響いた。シンヤは一切動揺しない。目の前の男が発した音なのは、見ればわかるのだから。 「……クソォッ! もっと早くここに来ていれば!」 ……あらゆる行動が零を遅らせなければ、彼は鋼牙に遭遇していた可能性が極めて高い。 壁に裏拳を発する彼は、そんなすれ違いに対する怒りを露にするが、当のシンヤは淡々としている。零には一切無関心だ。 激情している零には、そんな態度が腹立たしく思えたが、約束は反故にはしない。 「で、タカヤ兄さんはどこにいた?」 「……警察署だ。少なくとも、黎明ごろまではそこにいた!」 八つ当たりじみた言い方だが、シンヤは情報を得られたことを素直に感謝する。 タカヤに会えるのなら、問題などない。彼にとって一番の問題は「タカヤに会えないこと」であり、その問題を回避する手段の手掛かりを得られたのなら、どんな態度をとられようが構わないのだ。 本来ならば、この場で零を消すのも良い。 しかし、体力は使いたくない。これから、移動することになるのである。 「不思議だな。俺とあんたの立場が逆だったら、互いが会いたい人間と会うことが出来たっていうのが」 「ああ……。厭な偶然だな。あんたと入れ替わりたかったよ」 そういえば、シンヤは眼前の男の名前を聞いていなかったことに気づく。 「そうだ、名前を訊いてなかったね」 「……それを聞いて何になる」 「さあ、きっと何の足しにもならないさ。……でも、俺だけが名前を名乗るなんて、フェアじゃない」 シンヤの言い分はもっともだ。興味のない相手にしろ、情報提供者の名前を聞かないと後々面倒だ。 ガセネタだったのなら、責める場所もないし、真実だったのなら、感謝する相手もない。 ゆえに、彼はとにかく、名前を聞きたがった。 「俺は銀牙騎士ゼロ……涼邑零だ」 その名前を聞いて、何を感じることもなく、シンヤは歩き出す。 案外、聞く前の興味に対して、聞いた後の感想とは味気ないものだ。変わった名前だろうが、それがシンヤにとって何になることもない。 「俺にはもう、あんたへの用はないよ。あんたもそうだろう?」 「ああ」 シンヤは、ドアノブに手をかけ、部屋を後にする。 零は、もうシンヤに興味はなかった。あるのは、ただ自分の行動が早ければ鋼牙と会えたのだろうという後悔のみだ。 そのもどかしさが零を苛立たす。どこへ行ったのか、零は少し考えた。 ここはマップの中央。向かう場所は360度、あらゆる可能性があったのだから。 ★ ★ ★ ★ ★ 「……どうやら、積極的に殺し合う気はないようだな……相羽シンヤ」 シンヤがドアを潜ると、そこには腕を組んだ青年が、壁にもたれて盗み聞きするように立っていた。 結城丈二である。彼の今、この瞬間のスタンスは「様子見」である。 シンヤと零に、それぞれ交戦する様子がなかったことから、判断を遅らせたのだ。 シンヤは、警戒した目つきで結城を睨んだ。知らない相手なのだから当然である。 「私も彼と同じように、相羽タカヤに会っている。そして、君との因縁も把握している」 「だったら何だい? 止めるっていうなら……」 「君はおそらく、ラダムに支配されながらも、兄に執着する弟の心は失っていない。人間らしい心を盛ったままのタカヤもまた同じだ。それなら、まず君たちは互いにコンタクトする必要がある。 私は今、この場で君たちの再会の邪魔をすることはしないさ。……第一、君には他の参加者を襲う様子も見られないしな」 結城はそう告げる。 「……誰だか知らないけど、邪魔をしないのなら俺は何だろうが一向に構わない」 「そうか。……本来なら君の邪魔をしたいところだったが、零で手一杯だからな……」 シンヤの危険行為を止める道。それは、仮面ライダーとして当然の行為だろう。 だが、この場には復讐に燃える零もいる。彼の私情は、かつての自分のような男・零に同行する道を選んだ。 それに、殺し合いの場において、シンヤは積極的に殺す気はないという。あるとすれば、ここから逃れた後の日常だろう。その後のシンヤを止めるというのなら、それはやはりタカヤ──いや、テッカマンブレードの役割りだ。 「ナケワメーケ、バットショット、スタッグフォン、行くよ」 階段の下のナケワメーケのロープを外して、シンヤはすぐこの家を出る。 ナケワメーケを移動手段として、警察署や街の方に向かう予定だ。 「……零」 結城は、ドアの向こうの部屋で後悔している零を呼びかける。 部屋を荒らさないだけ利口だ。仮にそんなことをしても何にもならないのだから。 「近くをあたった方がいいぞ、零。鋼牙がまだ近くにいるかもしれないのなら、早いうちに捜すの得策だ」 そんな結城の一言で、零ははっと我に返る。 この考えが浮かばなかったわけではないが、「急がば回れ」の言葉通り、少し鋼牙の行方を考察した。 ……だが、それを考えたところで、結局は同じことだった。それなりの考えの下、ここへ来ても鋼牙はいない。それならば、いっそ直感に頼るか。 「そうだな、俺は────」 零は、脳内で地図をシミュレーションし、ある施設を指差していた。 次は、その施設に向かおう。結城がついて来るなら、それはそれで構わない。 気づけばもう、放送から二時間以上経っているが、彼らは戦闘らしい戦闘に遭っていない。 向かう先に戦いはあるだろうか? 零の決断は、正しく鋼牙のもとへと導くのだろうか? ★ ★ ★ ★ ★ 【1日目/昼前 E-5 森/冴島邸】 【結城丈二@仮面ライダーSPIRITS】 [状態]:健康 [装備]:ライダーマンヘルメット、カセットアーム [道具]:支給品一式、カセットアーム用アタッチメント六本(パワーアーム、マシンガンアーム、ロープアーム、オペレーションアーム、ドリルアーム、ネットアーム) 、パンスト太郎の首輪 [思考] 基本:この殺し合いを止め、加頭を倒す。 1:殺し合いに乗っていない者を保護する 2:零と共に冴島邸へ向かう。 3:一文字、沖、村雨と合流する 4:加頭についての情報を集める 5:首輪を解除する手掛かりを探す。 その為に、異世界の技術を持つ技術者と時間操作の術を持つ人物に接触したい。 6:タカヤたちとはまた合流したい。 7:また、特殊能力を持たない民間人がソウルメタルを持てるか確認したい。 [備考] ※参戦時期は12巻~13巻の間、風見の救援に高地へ向かっている最中になります。 ※この殺し合いには、バダンが絡んでいる可能性もあると見ています。 ※加頭の発言から、この会場には「時間を止める能力者」をはじめとする、人知を超えた能力の持ち主が複数人いると考えています。 ※NEVER、砂漠の使徒、テッカマン、外道衆は、何らかの称号・部隊名だと推測しています。 ※ソウルジェムは、ライダーでいうベルトの様なものではないかと推測しています。 ※首輪を解除するには、オペレーションアームだけでは不十分と判断しています。 何か他の道具か、または条件かを揃える事で、解体が可能になると考えています。 ※NEVERやテッカマンの情報を得ました。また、それによって時間軸、世界観の違いに気づいています。 ※零の狙う仇が冴島鋼牙である事を知りました。 彼が復讐心に捉われる様ならばそれを力ずくでも止めるつもりです。 ただし、鋼牙を討つ事そのものに関しては全否定をしておらず、もし彼が倒すべき悪であったならば倒すべきだと考えています。 ※首輪には確実に良世界の技術が使われている・首輪からは盗聴が行われていると判断しています。 ※零から魔戒騎士についての説明を詳しく受けました。 ※首輪を解除した場合、ソウルメタルが操れないなどのデメリットが生じると思っています。 ※彼にとっての現在のソウルメタルの重さは、「普通の剣よりやや重い」です。感情の一時的な高ぶりなどでは、もっと軽く扱えるかもしれません。 【涼邑零@牙狼─GARO─】 [状態]:健康 [装備]:魔戒剣、魔導火のライター [道具]:支給品一式、スーパーヒーローセット(ヒーローマニュアル、30話での暁の服装セット)@超光戦士シャンゼリオン、薄皮太夫の三味線@侍戦隊シンケンジャー [思考] 基本:加頭を倒して殺し合いを止める。 0:××××に向かう(後続の書き手に任せます。どこかの施設です) 1:牙狼を見つけ出し、この手で仇をとる。 2:鋼牙が向かう可能性があるため、冴島邸に向かう 3:殺し合いに乗っている者は倒し、そうじゃない者は保護する。 4:会場内にあるだろう、ホラーに関係する何かを見つけ出す。 5:結城に対する更なる信頼感。 6:また、特殊能力を持たない民間人がソウルメタルを持てるか確認したい。 [備考] ※参戦時期は一期十八話、三神官より鋼牙が仇であると教えられた直後になります。 その為、鋼牙が恋人と師の仇であると誤認しています。 ※魔導輪シルヴァは没収されています。 他の参加者の支給品になっているか、加頭が所持していると思われます。 ※シルヴァが没収されたことから、ホラーに関係する何かが会場内にはあり、加頭はそれを隠したいのではないかと推察しています。 実際にそうなのかどうかは、現時点では不明です。 ※NEVER、仮面ライダーの情報を得ました。また、それによって時間軸、世界観の違いに気づいています。 仮面ライダーに関しては、結城からさらに詳しく説明を受けました。 ※もしも結城が自分の復讐を邪魔するつもりならば、容赦はしないつもりでいます。 ※首輪には確実に異世界の技術が使われている・首輪からは盗聴が行われていると判断しています。 ※首輪を解除した場合、(常人が)ソウルメタルが操れないなどのデメリットが生じると思っています。 また、結城がソウルメタルを操れた理由はもしかすれば彼自身の精神力が強いからとも考えています。 ※実際は、ソウルメタルは誰でも持つことができるように制限されています。 ただし、重量自体は通常の剣より重く、魔戒騎士や強靭な精神の持主でなければ、扱い辛いものになります。 ★ ★ ★ ★ ★ ナケワメーケの背中に揺られながら、シンヤは森を走っている。 向う先は街エリアだ。街にまだタカヤがいるのか否かはわからないが、少なくとも街を出る理由は考えられないだろう。 第一、テッカマン同士では、同じ街エリアにいれば充分な相互認識可能範囲だし、気配を感じられる能力を使用すればいい話。ともかく、零とは違い、向かうことに意味があるのだ。 11時のボーナスについても、向かう先は施設が多数点在する場所である。相手の居場所もほぼわかっているくらいなので、あそこに留まる必要もなければ、ボーナスとやらを待つにも街エリアのほうが都合が良いだろう。 (タカヤ兄さん……どうやら、このまま戦えそうだよ) ナケワメーケの速度はそれなりに速い。人間を超越した存在なのは確かなのだ。 彼が、シンヤを冴島邸から離していく。 しばらく居座った場所とはオサラバだ。 (ただ、きっと、それが最後だ……僕がタカヤ兄さんと一緒にいられる最後の機会だよ) おそらく、この先でタカヤと戦えば、シンヤは死ぬ。結果的に勝っても、負けても、彼のその後は保証されない。勝敗を決する前に果てる可能性さえありえる体だ。 負ければもちろん死ぬ。勝てば全てをやりつくした安心感が、彼というものを保ってきた一本の細い糸を切ってしまうだろう。 彼の行き先は、このまま定まっていった────。 【1日目/昼前 F-6 森】 【相羽シンヤ@宇宙の騎士テッカマンブレード】 [状態]:ブラスター化の副作用による肉体崩壊、ナケワメーケで移動中 [装備]:テッククリスタル@宇宙の騎士テッカマンブレード [道具]:支給品一式×3、バットショット&バットメモリ@仮面ライダーW、スタッグフォン&スタッグメモリ@仮面ライダーW、椅子型のナケワメーケ@フレッシュプリキュア!、 T2メタルメモリ@仮面ライダーW、水とお湯の入ったポット1つずつ(変身3回分消費)、力の源@らんま1/2、不明支給品(パンスト)0~1 [思考] 基本:タカヤ(ブレード)と決着を着ける。 1:街エリア(主に警察署付近)に向かい、タカヤを捜す。 2:タカヤと戦う時以外は出来るだけ戦いを避ける。 3:11時ごろ、街エリアの施設を気にしてみるのも良いだろう。 [備考] ※参戦時期はブラスター化完了後~ブレードとの決戦前(第47話)です。 ※ブラスター化の副作用により肉体限界が近いです。戦い続ければ命に関わります。 ※参加者の時間軸が異なる可能性に気付きました。 時系列順で読む Back ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(後編)Next 悲しき道 投下順で読む Back ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(後編)Next 悲しき道 Back 赤い戦慄 相羽シンヤ Next 勝利のテッカマン(前編) Back ~SILVER REQUIEM~ 結城丈二 Next あざ笑う闇 Back ~SILVER REQUIEM~ 涼邑零 Next あざ笑う闇
https://w.atwiki.jp/henroy/pages/572.html
三番目のN/孤門、目覚める ◆gry038wOvE その後、すぐに孤門一輝が目を覚ました。 孤門は、一度周囲をきょろきょろと見回して、そこが燃える街中でない事に気づいた。 かと言って、脱出に成功したわけでもなく、そこには他にもたくさんの参加者がいた。 なるほど、ガドルから逃げ去る事にだけは成功したらしいと、孤門は悟った。ただ、部屋の中にある異様な雰囲気も感じていないわけではない。 「……美希ちゃん、ここまでの状況を説明してくれる?」 「え、ええ……」 共に行動していたのは美希、または杏子だ。彼女らのいずれかに状況を聞くのが手っ取り早い。そして、落ち着いて信頼できる情報を提供してくれる相手としても、親しい相手としても、真っ先に美希に訊くようにしたのである。 ただ、美希がどうにもそれを言うのを躊躇っているのを見ると、また誰か犠牲者が出てしまったような感じがした。 予感は的中した。 「あのバラのタトゥの女の人は、倒しました。それに一応、ガドルを倒す事にも成功したけど……」 「二人、死んだ。フィリップの兄ちゃんと、鋼牙の兄ちゃんだ」 美希が言うのを躊躇った箇所を、杏子が横からさらりと言ったのだった。 そうして言ってしまうのは、やはり杏子の中のストレスをぶつける掃き溜めがどこにもなかったからだろう。 杏子の中では、孤門に詳細に情報を教えたい気持ちよりも、翔太郎を横目にした苛立ちの方が強く、一瞬でも何かを翔太郎の胸に響かせようと思ったのだ。あれでは、何にも心を動かさない人形のようである。──せめて、フィリップの死の事実が思い出される辛さでも何でもいいから、その人形に吹き込もうと思ったのだ。 「そうか……」 ふと孤門が目を向けた先には、項垂れて顔の見えない翔太郎がいた。彼の右腕がないのは、新しい着替えの服の先が細く垂れ下がって力なく揺れている事からもよくわかった。 それに驚きながらも、自分が意識を失っている間に人が死ぬ激戦が繰り広げられていた証としてそれを呑み込んだ。 孤門の頭は冴えなかった。やはり、近くにいた人間が死ぬのは寂しい物である。 ただ、やはり涙を見せるのは却って怒りを買う行為だった。本当に悲しんでいる人間が他にいくらでもいる以上、孤門は確実に冷静さを持って対処しなければならなかった。 「孤門、教えてくれ。これからの作戦についてだ」 石堀が横から問うた。 それを聞いて、孤門はずっと前に作戦を聞かれていた事を思い出す。あの時は確か、フィリップもいたはずだが、今はいない。切り替えなければならないようだ。 一人で説明する事自体の気が重くなるが、孤門は返事をした。 「はい。……わかりました」 気は進まないが、仕方がない。 孤門は石堀の方に言葉を返した。 「バットショットの映像をもとに、敵の居場所を探ります。この島の外がどうなっているかはわからないけど、人が住んでいたらコンタクトを取る。その可能性は低いみたいですけど、もし、誰も住んでいないとしても、おそらく相手は島の外にいる可能性が比較的高いですから」 「異世界からこちらを眺めている可能性は? 俺たちはそれぞれ、異世界から連れて来られたんだ。敵もこの世界にいるとは限らない」 この世界そのものが隔離されている可能性だって否めない。 その場合の対策方法は、それこそ時空移動を何とかして行わなければならなくなるわけだ。時空管理局や世界の破壊者などの外部からの助けを待つしかなくなる。 それまでどれだけ待てばいいだろうか。 もしかすればそれは果てしない事かもしれないので、当面は主体的に脱出を行わなければ話にならない。 「それについては、僕たちの知識では何もわかりません。ただ、この世界にいる可能性の方が高いと思います。主催側がホログラムを送ったり、参加者外の存在をよこしたり……そんな事って、同じ空間にいないとできないと思いませんか? 別の場所からそんな影響を与える事ができとは到底思えない──」 「確かに。妙に高等なやり方だな」 異世界移動の大変さをよく知っている石堀も納得する。 外部からこの殺し合いを運営するのはほぼ不可能だろう。 そう口にしたところで、横から涼邑零が口を挟んだ。 「待ってくれ。結城さんと俺の前には、一度ニードルが現れて言ったんだ。この島の外には何もないって……」 「何だと? 初耳だぞ」 自分たちの前に現れたニードルに言われた言葉を零は思い出したのだ。 「でも、仮に何もないとしても、島の外を探っておく必要があると思うんです」 孤門は一也、フィリップらと決めたある程度の算段を崩す気はなかった。 一也もそうだ。横で孤門を見つめている目には、孤門に対して口を挟む様子は一切ない。あくまでその瞳からは賛同の意思を発信している。ニードルの言葉よりも自分たちの作戦を信じる気持ちが強いのだ。 「少なくとも、他世界とこちらとを繋ぐ場所がどこかにあるかもしれません。そうなると」 「なるほど。やっぱり島の外に手がかりがある可能性が高いわけか」 「そうです。あとは、こちらも飛行手段や船を使って外部に出る。結界魔法がかかっていた場合はヴィヴィオちゃんや、それからレイジングハートが何とかできるはずです」 当初の作戦では、ヴィヴィオの魔法を使って結界魔法をどうにかする他ないとの事だったが、レイジングハートも加勢した。 これで、更に強い魔力がこちらに加えられ、一人にかかる負担は小さくする事ができる。 「もしウルトラマンの力に制限がかけられていなければ、……あ、又は、ウルトラマンの力の制限を解除する事ができれば、それを使って外に出るのが一番良い手だと思いますけど」 「……」 零が思案する。もう一度、ニードルの言葉を思い出してみる事にした。 孤門の作戦はこの島から外に出られる事を前提にしているが、それが果たして可能なのか、考え直してみたいのである。 『……そういう段階に来ているという事ですよ。いずれにせよ、あなたたちはこの島から外へは出られない。外には何もありませんし、どこへも行けません。強いていれば、そう、禁止エリアが使用できなくなるだけでしょうか。とにかく、最後の一人が決まるまで、あなたたちは囚われたまま……聞きたい事はそれだけですか?』 改めて考え直すと、正確にはニードルの言葉はこうだ。 気になるのは、『島から外には出られない』、『外には何もありませんし、どこへも行けません』という言葉であった。 これは、もしかすると、首輪以上の制限がどこかに存在するという事ではないだろうか。 「──島から外には出られない、外には何もないしどこへも行けない、というのがニードルの言葉だ」 「それは、ハッタリか、それとも真実か」 「バットショットは今のところ、問題なく外へ進んでいるみたいです。外へ出る事自体は可能みたいですね」 孤門はバットショットの映像を特殊i-podで確認して伝えた。 バットショットから送られる映像は、まだ一面の汚い海を映している。外は一応、晴れているのがはっきりと見えた。 「だとすると、やっぱりハッタリなのか?」 「だが、牽制したところで意味はない。一概にハッタリとは言えないかもしれない」 「外がこのまま海に囲まれていて、行く場所がないという意味かもしれない」 最後の案が確かに一番近い。 外部に何かの施設を作る意味はないのだ。 いや、だとすると……。 「海底、宇宙、地下。──そのどこかに、敵の基地があるのかも」 孤門の言葉で、全員がぎょっとした。 どれも突飛な言葉にしか思えない。だが、この主催者ならばやりかねないという感じだ。 「なんだよ、灯台下暗しってやつか」 「可能性が一番高いのが宇宙なのが恐ろしいところだな」 携帯電話の電波はマップ内に中継地がない以上、衛星を通じて発信されている可能性が特に高い。だとすると、本当にこの外の宇宙のレベルである可能性も否めないだろう。 「確かに外惑星である可能性も一つだが、……おそらく加頭たちはこの星にいるだろう」 一也が口を開いた。 そういえば、実体として現れている主催陣がいる。ホログラムだけならばともかく、実体として出現するにはそれなりの時間もかかるはずだ。 この会場に来る前にいたあの広間もどこかにあるはずであり、わざわざ外惑星からこの星に持ってくるのも妙な話である。 「奴らに訊くのが一番か。脅し取るしか手はない」 石堀が嘆息した。 「しかし、首輪がなくなった現在も、おそらく相手はこちらを監視しているはずだ。だが、作戦を全て包み隠さず報告しても妨害が一切来ない。相手も対策を練るのでは?」 「……確かにそうですけど、向こうはここまで全然妨害して来てません。妨害をするなら、おそらく首輪を解除した時点で来るでしょうし、きっとまだ考えや対策があるはずです」 「それもそうだな。俺たちはその上を行って余裕を崩してやればいいってわけか」 石堀は一応、孤門の考えた方針で行こうとは思っていた。 成功率は最初から低い物として見ている者が多数だろう。ただし無理ではないという希望に賭けている者ばかりだ。 駄目で元々、という消極的な言い方もできる。 この殺し合いを運営する存在が自分たちより遥かに高度な技術を持っている事を知りながら、それに抗おうとする意思ばかりはひたすらに強い。 ……石堀もまた、絶望の力でそれを成そうと考えている真っ最中であった。 (ダークザギの力が発動すればこちらの物だ。ウルトラマンだけじゃない。ここにいる全員の力を奪って俺の力にすれば、ゲームクリアだ──) ウルトラマン、プリキュア、仮面ライダー、シャンゼリオン、etc etc……。 彼らの力をそのまま己の力と成す事も不可能ではない。レーテまで辿り着いたなら、その時石堀は最強に変わるのだ。 時期はまだ早い。 全ては、「あいつ」に力が渡ってからの話だ。 △ ガイアセイバーズは、鳴海探偵事務所の時空魔法陣の前まで来ていた。 設定的には、今のところ全員この時空魔法陣で移動する事ができる。参加者の殺害数も使用上限も調整されており、誰も引っかからない仕組みだ。 ソルテッカマン1号機改が設置されているのを孤門が見つめる。これには酷い目に遭った、とでも思っているのだろう。 「……さて、準備はいいな?」 涼邑零が全員に声をかけた。 鳴海探偵事務所をこれから離れ、村エリアへと向かうのである。 その後は時空魔法陣の移動先はクリスタルステーションに設定される事になるため、忘れ物があると取りに行くのが面倒になるだろう。 ただ、誰も忘れ物がないのは明らかだった。 「いくぞ!」 零が掛け声とともに、時空魔法陣に飛び込んだ。 零の姿が光に飲まれ、眼前で消えていく。 それを見て、殆どの仲間たちが恐怖さえ覚えたが、すぐに全員息を飲んでこのテクノロジーへの恐怖を振り払った。 孤門たちは零に続いた。 【2日目 早朝】 【ガイアセイバーズ】 ※魔女に関する事、翔太郎・フィリップ間の考察以外のほぼ全部の情報を共有してます。 【ガイアセイバーズ全体の行動方針】 1:時空魔法陣を使って村エリアに移動する。 2:零による管理で時空魔法陣を作動。4つのチームに分け、それぞれ、「D-5」、「図書館」、「クリスタルステーション」、「待機」で行動する。 3:必要ならば、少し休む(睡眠はそんなに摂れませんでした)。 4:場合によっては相互通話。たまにバットショットから送られてくる映像も確認する。 【共有支給品(隊の分け方にもよってどれを所持するか変わります)】 ショドウフォン(レッド)@侍戦隊シンケンジャー スシチェンジャー@侍戦隊シンケンジャー 特殊i-pod@オリジナル (リンクルンなどの一部アイテムはまだ通話機能が生きていません) 【G-10 鳴海探偵事務所】 【孤門一輝@ウルトラマンネクサス】 [状態]:ダメージ(大)、ナイトレイダーの制服を着用、精神的疲労、「ガイアセイバーズ」リーダー、首輪解除 [装備]:ディバイトランチャー@ウルトラマンネクサス [道具]:支給品一式(食料と水を少し消費)、ランダム支給品0~2(戦闘に使えるものがない)、リコちゃん人形@仮面ライダーW、ガイアメモリに関するポスター×3、ガンバルクイナ君@ウルトラマンネクサス [思考] 基本:殺し合いには乗らない 1:みんなを何としてでも保護し、この島から脱出する。 2:ガイアセイバーズのリーダーとしての責任を果たす。 [備考] ※溝呂木が死亡した後からの参戦です(石堀の正体がダークザギであることは知りません)。 ※パラレルワールドの存在を聞いたことで、溝呂木がまだダークメフィストであった頃の世界から来ていると推測しています。 ※警察署の屋上で魔法陣、トレーニングルームでパワードスーツ(ソルテッカマン2号機)を発見しました。 ※警察署内での大規模な情報交換により、あらゆる参加者の詳細情報や禁止エリア、ボーナスに関する話を知りました。該当話(146話)の表を参照してください。 ※魔法少女の真実について教えられました。 【蒼乃美希@フレッシュプリキュア!】 [状態]:ダメージ(中)、祈里やせつなの死に怒り 、精神的疲労、首輪解除 [装備]:リンクルン(ベリー)@フレッシュプリキュア! [道具]:支給品一式((食料と水を少し消費+ペットボトル一本消費)、シンヤのマイクロレコーダー@宇宙の騎士テッカマンブレード、双ディスク@侍戦隊シンケンジャー、リンクルン(パイン)@フレッシュプリキュア!、ガイアメモリに関するポスター、杏子からの500円硬貨 [思考] 基本:こんな馬鹿げた戦いに乗るつもりはない。 1:ガイアセイバーズ全員での殺し合いからの脱出。 [備考] ※プリキュアオールスターズDX3冒頭で、ファッションショーを見ているシーンからの参戦です。 ※その為、ブラックホールに関する出来事は知りませんが、いつきから聞きました。 ※放送を聞いたときに戦闘したため、第二回放送をおぼろげにしか聞いていません。 ※聞き逃した第二回放送についてや、乱馬関連の出来事を知りました。 ※警察署内での大規模な情報交換により、あらゆる参加者の詳細情報や禁止エリア、ボーナスに関する話を知りました。該当話(146話)の表を参照してください。 ※魔女の正体について、「ソウルジェムに秘められた魔法少女のエネルギーから発生した怪物」と杏子から伝えられています。魔法少女自身が魔女になるという事は一切知りません。 【沖一也@仮面ライダーSPIRITS】 [状態]:疲労(大)、ダメージ(中)、強い決意、首輪解除 [装備]:なし [道具]:支給品一式(食料と水を少し消費)、ランダム支給品0~2、ガイアメモリに関するポスター、お菓子・薬・飲み物少々、D-BOY FILE@宇宙の騎士テッカマンブレード、杏子の書置き(握りつぶされてます) 、祈里の首輪の残骸 [思考] 基本:殺し合いを防ぎ、加頭を倒す 1:本郷猛の遺志を継いで、仮面ライダーとして人類を護る。 2:仮面ライダーZXか…。 [備考] ※参戦時期は第1部最終話(3巻終了後)終了直後です。 ※一文字からBADANや村雨についての説明を簡単に聞きました ※参加者の時間軸が異なる可能性があることに気付きました ※18時に市街地で一文字と合流する話になっています。 ※ノーザが死んだ理由は本郷猛と相打ちになったかアクマロが裏切ったか、そのどちらかの可能性を推測しています。 ※第二回放送のニードルのなぞなぞを解きました。そのため、警察署が危険であることを理解しています。 ※警察署内での大規模な情報交換により、あらゆる参加者の詳細情報や禁止エリア、ボーナスに関する話を知りました。該当話(146話)の表を参照してください。 ※ダークプリキュアは仮面ライダーエターナルと会っていると思っています。 ※第三回放送指定の制限解除を受けました。彼の制限はレーダーハンドの使用と、パワーハンドの威力向上です。 ※魔女の正体について、「ソウルジェムに秘められた魔法少女のエネルギーから発生した怪物」と杏子から伝えられています。魔法少女自身が魔女になるという事は一切知りません。 【高町ヴィヴィオ@魔法少女リリカルなのはシリーズ】 [状態]:上半身火傷(ティオの治療でやや回復)、左腕骨折(手当て済+ティオの治療でやや回復)、誰かに首を絞められた跡、決意、臨死体験による心情の感覚の変化、首輪解除 [装備]:セイクリッド・ハート@魔法少女リリカルなのはシリーズ、稲妻電光剣@仮面ライダーSPIRITS [道具]:支給品一式×6(ゆり、源太、ヴィヴィオ、乱馬、いつき(食料と水を少し消費)、アインハルト(食料と水を少し消費))、アスティオン(疲労)@魔法少女リリカルなのはシリーズ、ほむらの制服の袖、マッハキャリバー(待機状態・破損有(使用可能な程度))@魔法少女リリカルなのはシリーズ、リボルバーナックル(両手・収納中)@魔法少女リリカルなのはシリーズ、ゆりのランダムアイテム0~2個、乱馬のランダムアイテム0~2個、山千拳の秘伝書@らんま1/2、水とお湯の入ったポット1つずつ、ライディングボード@魔法少女リリカルなのはシリーズ、ガイアメモリに関するポスター×3、『太陽』のタロットカード、大道克己のナイフ@仮面ライダーW、春眠香の説明書、ガイアメモリに関するポスター [思考] 基本:殺し合いには乗らない 1:生きる。 2:レイジングハート…。 [備考] ※参戦時期はvivid、アインハルトと仲良くなって以降のどこか(少なくてもMemory;21以降)です ※乱馬の嘘に薄々気付いているものの、その事を責めるつもりは全くありません。 ※ガドルの呼びかけを聞いていません。 ※警察署の屋上で魔法陣、トレーニングルームでパワードスーツ(ソルテッカマン2号機)を発見しました。 ※第二回放送のボーナス関連の話は一切聞いておらず、とりあえず孤門から「警察署は危険」と教わっただけです。 ※警察署内での大規模な情報交換により、あらゆる参加者の詳細情報や禁止エリア、ボーナスに関する話を知りました。該当話(146話)の表を参照してください。 ※一度心肺停止状態になりましたが、孤門の心肺蘇生法とAEDによって生存。臨死体験をしました。それにより、少し考え方や価値観がプラス思考に変わり、精神面でも落ち着いています。 ※魔女の正体について、「ソウルジェムに秘められた魔法少女のエネルギーから発生した怪物」と杏子から伝えられています。魔法少女自身が魔女になるという事は一切知りません。 【佐倉杏子@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]:疲労(中)、ダメージ(中)、ソウルジェムの濁り(中)、腹部・胸部に赤い斬り痕(出血などはしていません)、ユーノとフェイトを見捨てた事に対して複雑な感情、マミの死への怒り、せつなの死への悲しみ、ネクサスの光継承、ドウコクへの怒り、真実を知ったことによるショック(大分解消) 、首輪解除 [装備]:ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ、エボルトラスター@ウルトラマンネクサス、ブラストショット@ウルトラマンネクサス [道具]:基本支給品一式×3(杏子、せつな、姫矢)、リンクルン(パッション)@フレッシュプリキュア!、乱馬の左腕、ランダム支給品0~1(せつな) 、美希からのシュークリーム、バルディッシュ(待機状態、破損中)@魔法少女リリカルなのは [思考] 基本:姫矢の力を継ぎ、魔女になる瞬間まで翔太郎とともに人の助けになる。 1:翔太郎達と協力する。 2:フィリップ…。 [備考] ※参戦時期は6話終了後です。 ※首輪は首にではなくソウルジェムに巻かれています。 ※左翔太郎、フェイト・テスタロッサ、ユーノ・スクライアの姿を、かつての自分自身と被らせています。 ※殺し合いの裏にキュゥべえがいる可能性を考えています。 ※アカルンに認められました。プリキュアへの変身はできるかわかりませんが、少なくとも瞬間移動は使えるようです。 ※瞬間移動は、1人の限界が1キロ以内です。2人だとその半分、3人だと1/3…と減少します(参加者以外は数に入りません)。短距離での連続移動は問題ありませんが、長距離での連続移動はだんだん距離が短くなります。 ※彼女のジュネッスは、パッションレッドのジュネッスです。技はほぼ姫矢のジュネッスと変わらず、ジュネッスキックを応用した一人ジョーカーエクストリームなどを自力で学習しています。 ※第三回放送指定のボーナスにより、魔女化の真実について知りました。 【花咲つぼみ@ハートキャッチプリキュア!】 [状態]:疲労(大)、ダメージ(大)、加頭に怒りと恐怖、強い悲しみと決意、首輪解除 [装備]:プリキュアの種&ココロパフューム、プリキュアの種&ココロパフューム(えりか)@ハートキャッチプリキュア!、プリキュアの種&シャイニーパフューム@ハートキャッチプリキュア!、プリキュアの種&ココロポット(ゆり)@ハートキャッチプリキュア!、こころの種(赤、青、マゼンダ)@ハートキャッチプリキュア!、ハートキャッチミラージュ+スーパープリキュアの種@ハートキャッチプリキュア! [道具]:支給品一式×5(食料一食分消費、(つぼみ、えりか、三影、さやか、ドウコク))、スティンガー×6@魔法少女リリカルなのは、破邪の剣@牙浪―GARO―、まどかのノート@魔法少女まどか☆マギカ、大貝形手盾@侍戦隊シンケンジャー、反ディスク@侍戦隊シンケンジャー、デストロン戦闘員スーツ×3(スーツ+マスク)@仮面ライダーSPIRITS、『ハートキャッチプリキュア!』の漫画@ハートキャッチプリキュア!、大量のコンビニの酒 [思考] 基本:殺し合いはさせない! 1:さやかを助ける。 2:この殺し合いに巻き込まれた人間を守り、悪人であろうと救える限り心を救う 3:……そんなにフェイトさんと声が似ていますか? [備考] ※参戦時期は本編後半(ゆりが仲間になった後)。少なくとも43話後。DX2および劇場版『花の都でファッションショー…ですか!? 』経験済み そのためフレプリ勢と面識があります ※溝呂木眞也の名前を聞きましたが、悪人であることは聞いていません。鋼牙達との情報交換で悪人だと知りました。 ※良牙が発した気柱を目撃しています。 ※プリキュアとしての正体を明かすことに迷いは無くなりました。 ※サラマンダー男爵が主催側にいるのはオリヴィエが人質に取られているからだと考えています。 ※参加者の時間軸が異なる可能性があることに気付きました。 ※この殺し合いにおいて『変身』あるいは『変わる事』が重要な意味を持っているのではないのかと考えています。 ※放送が嘘である可能性も少なからず考えていますが、殺し合いそのものは着実に進んでいると理解しています。 ※ゆりが死んだこと、ゆりとダークプリキュアが姉妹であることを知りました。 ※大道克己により、「ゆりはゲームに乗った」、「えりかはゆりが殺した」などの情報を得ましたが、半信半疑です。 ※所持しているランダム支給品とデイパックがえりかのものであることは知りません。 ※主催陣営人物の所属組織が財団XとBADAN、砂漠の使徒であることを知りました。 ※第二回放送のなぞなぞの答えを全て知りました。 ※良牙、一条、鋼牙と125話までの情報を交換し合いました。 ※全員の変身アイテムとハートキャッチミラージュが揃った時、他のハートキャッチプリキュアたちからの力を受けて、スーパーキュアブロッサムに強化変身する事ができます。 ※ダークプリキュア(なのは)にこれまでのいきさつを全部聞きました。 ※魔法少女の真実について教えられました。 【響良牙@らんま1/2】 [状態]:全身にダメージ(大)、負傷(顔と腹に強い打撲、喉に手の痣)、疲労(大)、腹部に軽い斬傷、五代・乱馬・村雨の死に対する悲しみと後悔と決意、男溺泉によって体質改善、首輪解除 [装備]:ロストドライバー+エターナルメモリ@仮面ライダーW、T2ガイアメモリ(ゾーン、ヒート、ウェザー、パペティアー、ルナ、メタル)@仮面ライダーW、 [道具]:支給品一式×14(食料二食分消費、(良牙、克己、五代、十臓、京水、タカヤ、シンヤ、丈瑠、パンスト、冴子、シャンプー、ノーザ、ゴオマ、バラゴ))、水とお湯の入ったポット1つずつ×3、子豚(鯖@超光戦士シャンゼリオン?)、志葉家のモヂカラディスク@侍戦隊シンケンジャー、ムースの眼鏡@らんま1/2 、細胞維持酵素×6@仮面ライダーW、グリーフシード@魔法少女まどか☆マギカ、歳の数茸×2(7cm、7cm)@らんま1/2、デストロン戦闘員マスク@仮面ライダーSPIRITS、プラカード+サインペン&クリーナー@らんま1/2、呪泉郷の水(娘溺泉、男溺泉、数は不明)@らんま1/2、呪泉郷顧客名簿、呪泉郷地図、克己のハーモニカ@仮面ライダーW、テッククリスタル(シンヤ)@宇宙の騎士テッカマンブレード、『戦争と平和』@仮面ライダークウガ、双眼鏡@現実、ランダム支給品0~6(ゴオマ0~1、バラゴ0~2、冴子1~3)、バグンダダ@仮面ライダークウガ、警察手帳、ショドウフォン(レッド)@侍戦隊シンケンジャー [思考] 基本:天道あかねを守り、自分の仲間も守る 1:あかねを必ず助け出す。仮にクウガになっていたとしても必ず救う。 2:誰かにメフィストの力を与えた存在と主催者について相談する。 3:いざというときは仮面ライダーとして戦う。 [備考] ※参戦時期は原作36巻PART.2『カミング・スーン』(高原での雲竜あかりとのデート)以降です。 ※夢で遭遇したシャンプーの要望は「シャンプーが死にかけた良牙を救った、乱馬を助けるよう良牙に頼んだと乱馬に言う」 「乱馬が優勝したら『シャンプーを生き返らせて欲しい』という願いにしてもらうよう乱馬に頼む」です。 尚、乱馬が死亡したため、これについてどうするかは不明です。 ※ゾーンメモリとの適合率は非常に悪いです。対し、エターナルとの適合率自体は良く、ブルーフレアに変身可能です。但し、迷いや後悔からレッドフレアになる事があります。 ※エターナルでゾーンのマキシマムドライブを発動しても、本人が知覚していない位置からメモリを集めるのは不可能になっています。 (マップ中から集めたり、エターナルが知らない隠されているメモリを集めたりは不可能です) ※主催陣営人物の所属組織が財団XとBADAN、砂漠の使徒であることを知りました。 ※第二回放送のなぞなぞの答えを全て知りました。 ※つぼみ、一条、鋼牙と125話までの情報を交換し合いました。 ※男溺泉に浸かったので、体質は改善され、普通の男の子に戻りました。 ※あかねが殺し合いに乗った事を知りました。 ※溝呂木及び闇黒皇帝(黒岩)に力を与えた存在が参加者にいると考えています。また、主催者はその存在よりも上だと考えています。 ※バルディッシュと情報交換しました。バルディッシュは良牙をそれなりに信用しています。 ※鯖は呪泉郷の「黒豚溺泉」を浴びた事で良牙のような黒い子豚になりました。 【桃園ラブ@フレッシュプリキュア!】 [状態]:疲労(小)、ダメージ(小)、左肩に痛み、精神的疲労(小)、決意、眠気、首輪解除 [装備]:リンクルン@フレッシュプリキュア! [道具]:支給品一式×2(食料少消費)、カオルちゃん特製のドーナツ(少し減っている)@フレッシュプリキュア!、毛布×1@現実、ペットボトルに入った紅茶@現実、巴マミの首輪、工具箱、黒い炎と黄金の風@牙狼─GARO─、クローバーボックス@フレッシュプリキュア!、暁からのラブレター 基本:誰も犠牲にしたりしない、みんなの幸せを守る。 0:図書館の近くで魔女になるマミの事を──。 1:マミさんの遺志を継いで、みんなの明日を守るために戦う。 2:犠牲にされた人達のぶんまで生きる。 3:どうして、サラマンダー男爵が……? 4:後で暁さんから事情を聞いてみる。 [備考] ※本編終了後からの参戦です。 ※花咲つぼみ、来海えりか、明堂院いつき、月影ゆりの存在を知っています。 ※クモジャキーとダークプリキュアに関しては詳しい所までは知りません。 ※加頭順の背後にフュージョン、ボトム、ブラックホールのような存在がいると考えています。 ※放送で現れたサラマンダー男爵は偽者だと考えています。 ※第三回放送で指定された制限はなかった模様です。 ※暁からのラブレターを読んだことで、石堀に対して疑心を抱いています。 ※結城丈二が一人でガドルに挑んだことを知りました。 ※魔法少女の真実について教えられました。 【涼村暁@超光戦士シャンゼリオン】 [状態]:疲労(小)、胸部に強いダメージ(応急処置済)、ダグバの死体が軽くトラウマ、脇腹に傷(応急処置済)、左頬に痛み、首輪解除 [装備]:シャンバイザー@超光戦士シャンゼリオン、モロトフ火炎手榴弾×3、恐竜ディスク@侍戦隊シンケンジャー、パワーストーン@超光戦士シャンゼリオン [道具]:支給品一式×8(暁(ペットボトル一本消費)、一文字(食料一食分消費)、ミユキ、ダグバ、ほむら、祈里(食料と水はほむらの方に)、霧彦、黒岩)、首輪(ほむら)、姫矢の戦場写真@ウルトラマンネクサス、タカラガイの貝殻@ウルトラマンネクサス、スタンガン、ブレイクされたスカルメモリ、混ぜると危険な洗剤@魔法少女まどか☆マギカ、一条薫のライフル銃(10/10)@仮面ライダークウガ、のろいうさぎ@魔法少女リリカルなのはシリーズ、コブラージャのブロマイド×30@ハートキャッチプリキュア!、スーパーヒーローマニュアル?、グロンギのトランプ@仮面ライダークウガ [思考] 基本:加頭たちをブッ潰し、加頭たちの資金を奪ってパラダイス♪ 0:クリスタルステーションに向かいたい。 1:石堀を警戒。石堀からラブを守る。表向きは信じているフリをする。 2:可愛い女の子を見つけたらまずはナンパ。 3:変なオタクヤロー(ゴハット)はいつかぶちのめす。 [備考] ※第2話「ノーテンキラキラ」途中(橘朱美と喧嘩になる前)からの参戦です。 つまりまだ黒岩省吾とは面識がありません(リクシンキ、ホウジンキ、クウレツキのことも知らない)。 ※ほむら経由で魔法少女の事についてある程度聞きました。知り合いの名前は聞いていませんでしたが、凪(さやか情報)及び黒岩(マミ情報)との情報交換したことで概ね把握しました。その為、ほむらが助けたかったのがまどかだという事を把握しています。 ※黒岩とは未来で出会う可能性があると石堀より聞きました。 ※テッカマン同士の戦いによる爆発を目にしました。 ※第二回放送のなぞなぞの答えを知りました。 ※森林でのガドルの放送を聞きました。 ※第三回放送指定の制限解除を受けました。彼の制限は『スーパーヒーローマニュアル?』の入手です。 ※リクシンキ、ホウジンキ、クウレツキとクリスタルステーションの事を知りました。 ※結城丈二が一人でガドルに挑んだことを知りました。 【石堀光彦@ウルトラマンネクサス】 [状態]:疲労(小)、ダメージ(小)、首輪解除 [装備]:Kar98k(korrosion弾7/8)@仮面ライダーSPIRITS、アクセルドライバー+ガイアメモリ(アクセル、トライアル)+ガイアメモリ強化アダプター@仮面ライダーW、エンジンブレード+エンジンメモリ+T2サイクロンメモリ@仮面ライダーW 、コルトパイソン+執行実包(6/6) 、ロストドライバー@仮面ライダーW [道具]:支給品一式×6(石堀、ガドル、ユーノ、凪、照井、フェイト)、メモレイサー@ウルトラマンネクサス、110のシャンプー@らんま1/2、ガイアメモリ説明書、.357マグナム弾(執行実包×10、神経断裂弾@仮面ライダークウガ×2)、テッククリスタル(レイピア)@宇宙の騎士テッカマンブレード、イングラムM10@現実?、火炎杖@らんま1/2、血のついた毛布、反転宝珠@らんま1/2、キュアブロッサムとキュアマリンのコスプレ衣装@ハートキャッチプリキュア!、スタンガン、『風都 仕置人疾る』@仮面ライダーW、蛮刀毒泡沫@侍戦隊シンケンジャー、暁が図書室からかっぱらってきた本 [思考] 基本:今は「石堀光彦」として行動する。 1:「あいつ」を見つけた。そして、共にレーテに向かい、光を奪う。 2:周囲を利用し、加頭を倒し元の世界に戻る。 3:都合の悪い記憶はメモレイサーで消去する 4:加頭の「願いを叶える」という言葉が信用できるとわかった場合は……。 5:クローバーボックスに警戒。 [備考] ※参戦時期は姫矢編の後半ごろ。 ※今の彼にダークザギへの変身能力があるかは不明です(原作ではネクサスの光を変換する必要があります)。 ※ハトプリ勢、およびフレプリ勢についてプリキュア関連の秘密も含めて聞きました。 ※良牙が発した気柱を目撃しています。 ※つぼみからプリキュア、砂漠の使徒、サラマンダー男爵について聞きました。 ※殺し合いの技術提供にTLTが関わっている可能性を考えています。 ※テッカマン同士の戦いによる爆発を目にしました。 ※第二回放送のなぞなぞの答えを知りました。 ※森林でのガドルの放送を聞きました。 ※TLTが何者かに乗っ取られてしまった可能性を考えています。 ※第三回放送指定の制限解除を受けました。予知能力の使用が可能です。 ※予知能力は、一度使うたびに二時間使用できなくなります。また、主催に著しく不利益な予知は使用できません。 ※予知能力で、デュナミストが「あいつ」の手に渡る事を知りました。既知の人物なのか、未知の人物なのか、現在のデュナミストなのか未来のデュナミストなのかは一切不明。後続の書き手さんにお任せします。 ※結城丈二が一人でガドルに挑んだことを知りました。 【涼邑零@牙狼─GARO─】 [状態]:疲労(小)、首輪解除、鋼牙の死に動揺 [装備]:魔戒剣、魔導火のライター、カセットアーム [道具]:シルヴァの残骸、支給品一式×2(零、結城)、スーパーヒーローセット(ヒーローマニュアル、30話での暁の服装セット)@超光戦士シャンゼリオン、薄皮太夫の三味線@侍戦隊シンケンジャー、速水の首輪、調達した工具(解除には使えそうもありません) 、カセットアーム用アタッチメント六本+予備アタッチメント(パワーアーム、マシンガンアーム+硬化ムース弾、ロープアーム、オペレーションアーム、ドリルアーム、ネットアーム/カマアーム、スウィングアーム、オクトパスアーム、チェーンアーム、スモークアーム、カッターアーム、コントロールアーム、ファイヤーアーム、フリーザー・ショット・アーム) 、スタンスが纏められた名簿(おそらく翔太郎のもの) [思考] 基本:加頭を倒して殺し合いを止め、元の世界に戻りシルヴァを復元する。 0:鋼牙…。 1:殺し合いに乗っている者は倒し、そうじゃない者は保護する。 2:会場内にあるだろう、ホラーに関係する何かを見つけ出す。 3:また、特殊能力を持たない民間人がソウルメタルを持てるか確認したい。 [備考] ※参戦時期は一期十八話、三神官より鋼牙が仇であると教えられた直後になります。 ※シルヴァが没収されたことから、ホラーに関係する何かが会場内にはあり、加頭はそれを隠したいのではないかと推察しています。 実際にそうなのかどうかは、現時点では不明です。 ※NEVER、仮面ライダーの情報を得ました。また、それによって時間軸、世界観の違いに気づいています。 仮面ライダーに関しては、結城からさらに詳しく説明を受けました。 ※首輪には確実に異世界の技術が使われている・首輪からは盗聴が行われていると判断しています。 ※首輪を解除した場合、(常人が)ソウルメタルが操れないなどのデメリットが生じると思っています。→だんだん真偽が曖昧に。 また、結城がソウルメタルを操れた理由はもしかすれば彼自身の精神力が強いからとも考えています。 ※実際は、ソウルメタルは誰でも持つことができるように制限されています。 ただし、重量自体は通常の剣より重く、魔戒騎士や強靭な精神の持主でなければ、扱い辛いものになります。 ※時空魔法陣の管理権限の準対象者となりました(結城の死亡時に管理ができます)。 ※首輪は解除されました。 ※バラゴは鋼牙が倒したのだと考えています。 【左翔太郎@仮面ライダーW】 [状態]:疲労(極大)、ダメージ(大)、胸骨を骨折(身体を折り曲げると痛みます・応急処置済)、右腕切断、上半身に無数の痣(応急処置済)、照井と霧彦の死に対する悲しみと怒り、首輪解除、フィリップの死に対する放心状態と精神的ダメージ [装備]:ダブルドライバー(破壊)@仮面ライダーW、T2ガイアメモリ(アイスエイジ)@仮面ライダーW、犬捕獲用の拳銃@超光戦士シャンゼリオン、散華斑痕刀@侍戦隊シンケンジャー、魔導輪ザルバ@牙狼、スモークグレネード@現実×2、トライアクセラー@仮面ライダークウガ、京水のムチ@仮面ライダーW [道具]:支給品一式×11(翔太郎、スバル、ティアナ、井坂(食料残2/3)、アクマロ、流ノ介、なのは、本郷、まどか、鋼牙、)、ガイアメモリ(ジョーカー、メタル、トリガー、サイクロン、ルナ、ヒート)、ナスカメモリ(レベル3まで進化、使用自体は可能(但し必ずしも3に到達するわけではない))@仮面ライダーW、ガイアドライバー(フィルター機能破損、使用には問題なし) 、少々のお菓子、デンデンセンサー@仮面ライダーW、支給品外T2ガイアメモリ(ロケット、ユニコーン、アクセル、クイーン)、ふうとくんキーホルダー@仮面ライダーW、霧彦のスカーフ@仮面ライダーW、須藤兄妹の絵@仮面ライダーW、霧彦の書置き、スタッグフォン+スタッグメモリ(通信機能回復)@仮面ライダーW、スパイダーショック+スパイダーメモリ@仮面ライダーW、まねきねこ@侍戦隊シンケンジャー、evil tail@仮面ライダーW、エクストリームメモリ(破壊)@仮面ライダーW、ファングメモリ(破壊)@仮面ライダーW、首輪のパーツ(カバーや制限装置、各コードなど(パンスト、三影、冴子、結城、零、翔太郎、フィリップ、つぼみ、良牙、鋼牙、孤門、美希、ヴィヴィオ、杏子、姫矢))、首輪の構造を描いたA4用紙数枚(一部の結城の考察が書いてあるかもしれません)、東せつなのタロットカード(「正義」、「塔」、「太陽」、「月」、「皇帝」、「審判」を除く)@フレッシュプリキュア!、ルビスの魔剣@牙狼、鷹麟の矢@牙狼、ランダム支給品1~4(鋼牙1~3、村雨0~1)、翔太郎の右腕 [思考] 基本:放心・無気力状態。 0:フィリップ……。 [備考] ※参戦時期はTV本編終了後です。 ※他世界の情報についてある程度知りました。 (何をどの程度知ったかは後続の書き手さんに任せます) ※魔法少女の真実(魔女化)を知りました。 ※第三回放送指定の制限解除を受けました。彼の制限はフィリップ、ファングメモリ、エクストリームメモリの解放です。これによりファングジョーカー、サイクロンジョーカーエクストリームへの変身が可能となりました。 ※ダブルドライバーが破壊されました。また、フィリップが死亡したため、仮にダブルドライバーが修復されても変身はできません。 【レイジングハート・エクセリオン@魔法少女リリカルなのはシリーズ】 [状態]:疲労(大)、魔力消費(大)、娘溺泉の力で人間化 [装備]:T2ダミーメモリ@仮面ライダーW [道具]:バラゴのペンダント、ボチャードピストル(0/8)、顔を変容させる秘薬 [思考] 基本:悪を倒す。 1:零とは今後も協力する。 [備考] ※娘溺泉の力で女性の姿に変身しました。お湯をかけると元のデバイスの形に戻ります。 ※ダミーメモリによって、レイジングハート自身が既知の人物や物体に変身し、能力を使用する事ができます。ただし、レイジングハート自身が知らない技は使用する事ができません。 ※ダミーメモリの力で攻撃や防御を除く特殊能力が使えるは不明です(ユーノの回復等)。 ※鋼牙と零に対する誤解は解けました。 時系列順で読む Back 三番目のN/ああ鳴海探偵事務所Next HOLDING OUT FOR A HERO!! - I need a hero - 投下順で読む Back 三番目のN/ああ鳴海探偵事務所Next HOLDING OUT FOR A HERO!! - I need a hero - Back 三番目のN/ああ鳴海探偵事務所 孤門一輝 Next HOLDING OUT FOR A HERO!! - I need a hero - Back 三番目のN/ああ鳴海探偵事務所 高町ヴィヴィオ Next HOLDING OUT FOR A HERO!! - I need a hero - Back 三番目のN/ああ鳴海探偵事務所 沖一也 Next HOLDING OUT FOR A HERO!! - I need a hero - Back 三番目のN/ああ鳴海探偵事務所 蒼乃美希 Next HOLDING OUT FOR A HERO!! - I need a hero - Back 三番目のN/ああ鳴海探偵事務所 左翔太郎 Next HOLDING OUT FOR A HERO!! - I need a hero - Back 三番目のN/ああ鳴海探偵事務所 佐倉杏子 Next HOLDING OUT FOR A HERO!! - I need a hero - Back 三番目のN/ああ鳴海探偵事務所 花咲つぼみ Next HOLDING OUT FOR A HERO!! - I need a hero - Back 三番目のN/ああ鳴海探偵事務所 響良牙 Next HOLDING OUT FOR A HERO!! - I need a hero - Back 三番目のN/ああ鳴海探偵事務所 桃園ラブ Next HOLDING OUT FOR A HERO!! - I need a hero - Back 三番目のN/ああ鳴海探偵事務所 石堀光彦 Next HOLDING OUT FOR A HERO!! - I need a hero - Back 三番目のN/ああ鳴海探偵事務所 涼村暁 Next HOLDING OUT FOR A HERO!! - I need a hero - Back 三番目のN/ああ鳴海探偵事務所 涼邑零 Next HOLDING OUT FOR A HERO!! - I need a hero - Back 三番目のN/ああ鳴海探偵事務所 レイジングハート・エクセリオン Next HOLDING OUT FOR A HERO!! - I need a hero -
https://w.atwiki.jp/henroy/pages/127.html
【現実 その他】の支給品一覧 双眼鏡 ノーザ、フェイト・テスタロッサに支給。 一般に流通している物と同じ仕様の双眼鏡。 遠くを見渡すことができる。 +支給品の消費と経過 消費と経過 ノーザ→B-7エリアに放置 フェイト・テスタロッサ→ゴ・ガドル・バ→F-5エリアに放置→溝呂木眞也→G-5エリアに放置→天道あかね スモークグレネード スバル・ナカジマに支給。 投げて使う発煙弾。 発破すれば大量の煙が発生し、視界を遮る。 3つで1セット支給。 +支給品の消費と経過 消費と経過 1つ目:スバル・ナカジマ→使用 2つ目:スバル・ナカジマ→溝呂木眞也→ゴ・ガドル・バ 3つ目:スバル・ナカジマ→溝呂木眞也→ゴ・ガドル・バ スタングレネード 梅盛源太に支給。 3つで1セット支給。 +支給品の消費と経過 消費と経過 1つ目:梅盛源太→使用 2つ目:梅盛源太→使用 3つ目:梅盛源太→使用 デリンジャー 黒岩省吾に支給。装弾数2発。 +支給品の消費と経過 消費と経過 黒岩省吾→G-8エリアに放置 1発目:黒岩省吾→消費 2発目:黒岩省吾→消費 イングラムM10 佐倉杏子に支給。装弾数32発? +支給品の消費と経過 消費と経過 佐倉杏子→ゴ・ガドル・バ→西条凪→石堀光彦 スタンガン 園咲霧彦、フェイト・テスタロッサに支給。 どうやら改造などは施されていないらしく、押し当てられても激痛が走るだけの市販物。 +支給品の消費と経過 消費と経過 園咲霧彦→山吹祈里→ン・ダグバ・ゼバ フェイト・テスタロッサ→ゴ・ガドル・バ→西条凪→石堀光彦 拡声器 相羽シンヤ、フェイト・テスタロッサに支給。 辺り一帯に自分の声を届かせることが出来る。 大抵使用者に死亡フラグが立つアイテムだが、このロワでは… +支給品の消費と経過 消費と経過 相羽シンヤ→モロトフ→I-5エリアに放置or消滅 フェイト・テスタロッサ→ゴ・ガドル・バ→F-5エリアに放置→溝呂木眞也→G-5エリアに放置→天道あかね ペットボトルに入った紅茶 桃園ラブ、巴マミに支給。 なんでこんな殺し合いの役に立ちそうにないアイテムを二人の参加者に… というか入ってるのがペットボトルってなんかシュール(サ●トリー?)。 +支給品の消費と経過 消費と経過 桃園ラブ(微消費) 巴マミ(微消費)→桃園ラブ 毛布 桃園ラブに支給。 何故か二つ支給されている。 +支給品の消費と経過 消費と経過 桃園ラブ ウィンチェスターライフル 涼村暁に支給。装弾数14発。 +支給品の消費と経過 消費と経過 涼村暁→暁美ほむら→破壊 ベレッタM92FS 山吹祈里に支給。装弾数15発。 +支給品の消費と経過 消費と経過 山吹祈里→暁美ほむら→破壊 モロトフ火炎手榴弾 一文字隼人に支給。 旧ソ連で開発された焼夷手投げ弾。形状は棒状の柄の先に燃料 (焼夷剤) が詰まった陶磁器製の容器が装着されたもので、燃料にはガソリン・ベンジン・硫黄、そのほかにも高オクタン燃料やピクリン酸や硫酸の混合液など、さまざまな可燃物が使用されていた。 使用方法は炸薬部に付属する安全ピンを抜き信管部分を摩擦発火、その後投擲を行う。遅延時間は0秒から10秒まで設定することができたため中の燃料を十分気化させてからの爆発も可能であった。着火すると陶磁器製の弾頭部分が破裂し飛散、その後十分気化した可燃性燃料が引火し周囲を巻き込み爆発を起こす。そのため使用方法を誤ると大変危険な武器でもあった。 参加者のモロトフとは関係ない。 +支給品の消費と経過 消費と経過 1個目→一文字隼人→I-5エリアに放置→涼村暁 2個目→一文字隼人→I-5エリアに放置→涼村暁 3個目→一文字隼人→I-5エリアに放置→涼村暁 工具箱 巴マミに支給。 ドライバー、スパナ、ペンチ、ニッパ、ハンマー等等がそれぞれ多種類ずつ入れられた工具箱。 持ち運びやすい手持ちタイプで、もしかしたら首輪の解除に使えるかもしれない。 +支給品の消費と経過 消費と経過 巴マミ→桃園ラブ 丈瑠のメモ 志葉丈瑠がショドウフォンと共に池波流ノ介か梅盛源太に渡すよう早乙女乱馬に託したメモ。 彼らへの別離と、ショドウフォンを渡す旨が書かれている。 +支給品の消費と経過 消費と経過 志葉丈瑠→早乙女乱馬→梅盛源太→F-10海中に水没? 霧彦の書置き 園咲霧彦が一人でガドルのもとへ向かう前に祈里に遺した書置き。 ガイアメモリの回収を祈里に頼んでいる。 +支給品の消費と経過 消費と経過 園咲霧彦→G-8中学校に放置→明堂院いつき→高町ヴィヴィオ→ダークプリキュア ガイアメモリに関するポスター 主催者特製のポスターで、警察署内に幾つも貼られている。 次の情報が記載されており、メモリに関する情報を得ることができる。 メモリの用法と副作用(説明所と同様。ただし、精神力や気合で抑え込める等、今ロワのルールも触れてある) T-2メモリの名称と画像(今ロワで支給品または変身アイテムとして支給されているものだけ。効果や変身後については触れてない) その他支給されているメモリの名称(T-2メモリ一覧の下に名称のみ羅列されている) ドライバーの名称と画像(ダブル、アクセル、ガイア、ロストの四つ。用法や変身後については触れてない) 強化アダプターやトライアルメモリの名称と画像(用法や効果は触れていない) +支給品の消費と経過 消費と経過 F-9警察署に配置→高町ヴィヴィオ→ダークプリキュア F-9警察署に配置→孤門一輝 F-9警察署に配置→孤門一輝 F-9警察署に配置→孤門一輝 F-9警察署に配置→高町ヴィヴィオor孤門一輝→沖一也 F-9警察署に配置→高町ヴィヴィオor孤門一輝→蒼乃美希 F-9警察署に配置→高町ヴィヴィオor孤門一輝→明道院いつき(未) F-9警察署に配置→高町ヴィヴィオor孤門一輝→アインハルト・ストラトス→F-9警察署の慰安室に放置? F-9警察署に配置→高町ヴィヴィオor孤門一輝→梅盛源太→ダークプリキュア F-9警察署に配置→高町ヴィヴィオor孤門一輝→ダークプリキュア ※ヴィヴィオと孤門が5枚ずつ持っていたポスターは、沖・美希・いつき・アインハルト・源太・ダークプリキュアの6人にそれぞれ1枚ずつ配布されました ポスターの所持状態から考えて、ヴィヴィオが4枚、孤門が2枚を配布したものと思われます 呪泉郷顧客名簿 らんま1/2原作で登場したものと違い、主催側が用意したもの 泉の種類と効果、およびその泉に溺れた人物の名前をリストアップした名簿。 +支給品の消費と経過 消費と経過 C-8呪泉郷に配置→バラゴ→D-8エリアに放置→一条薫→響良牙 呪泉郷地図 主催側が独自に用意した呪泉郷の地図。 どこにどの泉があるか記されている。 社務所にはバラゴが手に入れた一枚以外には置かれていない。 +支給品の消費と経過 消費と経過 C-8呪泉郷に配置→バラゴ→D-8エリアに放置→一条薫→響良牙 特殊i-pod 腑破十臓に支給。 参戦作品の主題歌、挿入歌、BGMなどの全てが網羅されているi-pod。 イヤホンを外して持ち運ぶと、自動的にその場に合った音楽が流れる。 尚、歌詞の流用はなるべく控えるように。 +支給品の消費と経過 消費と経過 腑破十臓→大道克己→一条薫→花咲つぼみ レミントンM870 来海えりかに支給。 「魔法少女まどか☆マギカ」第10話にも登場し、暁美ほむらが使用していたほか、原作「バトル・ロワイアル」で川田章吾が使用していた武器。 装弾数8発のポンプアクション式散弾銃(ショットガン) 。 +支給品の消費と経過 消費と経過 来海えりか→月影ゆり→大道克己→花咲つぼみ→一条薫→E-7エリアに放置 セガサターン 冴島鋼牙に支給。 「超光戦士シャンゼリオン」のスポンサー会社のゲーム企業が1994年に発売した家庭用ゲーム機。略称はSS。 +支給品の消費と経過 消費と経過 冴島鋼牙 ドリームキャスト 孤門一輝に支給。 「超光戦士シャンゼリオン」のスポンサー会社のゲーム企業が1998年に発売した家庭用ゲーム機。略称はDC。 +支給品の消費と経過 消費と経過 孤門一輝 メガドライブ 沖一也に支給。 「超光戦士シャンゼリオン」のスポンサー会社のゲーム企業が1988年に発売した家庭用ゲーム機。略称はMD。 +支給品の消費と経過 消費と経過 沖一也 マタタビ バラゴに支給。 猫を酔っぱらわせる実。このロワではわりと使える。 +支給品の消費と経過 消費と経過 バラゴ→D-8エリアに放置→一条薫→響良牙 配置アイテムネタバレマップ 園咲冴子に支給。 支給されていない配置アイテムの場所が記されている。何が置いてあるかは書いていない。 +支給品の消費と経過 消費と経過 園咲冴子→バラゴ→D-8エリアに放置→一条薫→響良牙
https://w.atwiki.jp/p777/pages/188.html
仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編をお気に入りに追加 [PR]借金問題等の夜間相談 情報1課 <仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編> #blogsearch2 Amazon.co.jp ウィジェット 保存課 <仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編> 使い方 サイト名 URL 成分解析課 <仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編> 仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編の58%は歌で出来ています。仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編の28%は覚悟で出来ています。仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編の6%は勇気で出来ています。仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編の4%は祝福で出来ています。仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編の2%は利益で出来ています。仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編の1%は気合で出来ています。仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編の1%はアルコールで出来ています。 情報2課 <仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編> #technorati 外部リンク課 <仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編> ウィキペディア(Wikipedia) - 仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編 ぱちんことは ぱちんこの33%は税金で出来ています。ぱちんこの23%は歌で出来ています。ぱちんこの21%は愛で出来ています。ぱちんこの11%は勢いで出来ています。ぱちんこの6%は成功の鍵で出来ています。ぱちんこの4%は元気玉で出来ています。ぱちんこの1%は白インクで出来ています。ぱちんこの1%は下心で出来ています。 パチスロとは パチスロの26%は祝福で出来ています。パチスロの24%は微妙さで出来ています。パチスロの12%は真空で出来ています。パチスロの10%は赤い何かで出来ています。パチスロの8%は時間で出来ています。パチスロの6%は税金で出来ています。パチスロの6%は下心で出来ています。パチスロの3%は犠牲で出来ています。パチスロの3%は玉露で出来ています。パチスロの2%は電波で出来ています。 攻略とは 攻略の半分はやましさで出来ています。攻略の27%は心の壁で出来ています。攻略の12%は濃硫酸で出来ています。攻略の7%は罠で出来ています。攻略の2%は睡眠薬で出来ています。攻略の1%は苦労で出来ています。攻略の1%は世の無常さで出来ています。 256-5813_02.jpg 無限∞エダマメ豆しばバージョン2 ページ先頭へ 仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編 このページについて このページは仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編のインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される仮面ライダーDX回れ!変身ベルト編に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先には学生・未成年の方には不適切な表現内容が含まれる場合があります。またリンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/mobilegate/pages/19.html
オルゴ・デミーラ(変身) レベル .HP .MP .攻 .守 .速 .賢 01~30 240 480 480 240 240 480 31~60 240 240 120 243 015 240 61~99 624 624 624 313 624 624 01~99 999 999 999 796 879 999 Lv HP MP 攻 守 速 賢 02 09 18 17 09 09 18 03 08 19 19 08 10 19 04 07 17 16 07 10 17 05 09 14 18 10 10 14 06 10 15 15 10 07 15 07 09 16 19 06 09 16 08 08 15 18 07 09 15 09 08 16 17 07 08 16 10 07 18 17 10 06 18 Lv HP MP 攻 守 速 賢 11 08 14 16 06 10 14 12 08 16 15 08 07 16 13 09 18 18 10 08 18 14 09 15 17 10 10 15 15 08 18 18 06 06 18 16 09 18 18 09 08 18 17 06 19 16 10 10 19 18 09 17 15 09 07 17 19 06 16 16 07 07 16 20 10 15 12 04 08 15 Lv HP MP 攻 守 速 賢 21 07 17 18 10 09 17 22 08 13 16 08 07 13 23 08 19 16 09 09 19 24 06 16 15 07 09 16 25 08 17 16 08 10 17 26 10 18 15 07 07 18 27 09 16 15 10 05 16 28 08 19 16 10 06 19 29 09 13 18 10 09 13 30 10 18 18 08 10 18 Lv HP MP 攻 守 速 賢 31 08 03 01 04 00 03 32 06 10 04 08 00 10 33 08 06 02 08 00 06 34 10 09 06 07 00 09 35 08 09 04 08 02 09 36 09 09 05 10 00 09 37 05 10 06 10 01 10 38 08 05 02 09 00 05 39 10 07 06 05 01 07 40 07 08 04 09 00 08 Lv HP MP 攻 守 速 賢 41 07 10 01 09 00 10 42 10 11 01 05 02 11 43 05 06 07 09 00 06 44 08 08 07 10 00 08 45 07 05 04 09 01 05 46 09 07 01 09 00 07 47 09 08 07 06 00 08 48 09 07 01 08 00 07 49 06 07 06 05 02 07 50 08 06 03 09 00 06 Lv HP MP 攻 守 速 賢 51 08 09 04 07 01 09 52 08 10 02 10 00 10 53 09 10 07 07 01 10 54 07 09 05 10 00 09 55 08 06 02 05 01 06 56 08 10 04 08 01 10 57 10 06 04 10 00 06 58 09 10 03 10 00 10 59 07 08 06 09 01 08 60 09 08 05 10 01 08 Lv HP MP 攻 守 速 賢 61 15 ** 17 08 09 ** 62 19 ** 19 06 14 ** 63 15 ** 15 06 16 ** 64 14 ** 12 09 15 ** 65 13 ** 12 10 16 ** 66 18 ** 15 08 13 ** 67 16 ** 12 09 14 ** 68 13 ** 19 10 12 ** 69 17 ** ?? 06 13 ** 70 16 ** ?? 08 19 ** Lv HP MP 攻 守 速 賢 71 18 ** ** 07 18 ** 72 17 ** ** 10 19 ** 73 16 ** ** 06 13 ** 74 13 ** ** 09 15 ** 75 16 ** ** 08 18 ** 76 ** ** ** 07 18 ** 77 ** ** ** 06 15 ** 78 ** ** ** 09 15 ** 79 ** ** ** 10 15 ** 80 ** ** ** 04 17 ** Lv HP MP 攻 守 速 賢 81 ** ** ** 05 15 ** 82 ** ** ** 09 17 ** 83 ** ** ** 09 15 ** 84 ** ** ** 10 19 ** 85 ** ** ** 10 18 ** 86 ** ** ** 09 13 ** 87 ** ** ** 10 16 ** 88 ** ** ** ** ** ** 89 ** ** ** ** ** ** 90 ** ** ** ** ** ** Lv HP MP 攻 守 速 賢 91 ** ** ** ** ** ** 92 ** ** ** ** ** ** 93 ** ** ** ** ** ** 94 ** ** ** ** ** ** 95 ** ** ** ** ** ** 96 ** ** ** ** ** ** 97 ** ** ** ** ** ** 98 ** ** ** ** ** ** 99 ** ** ** ** ** **
https://w.atwiki.jp/pokeguil/pages/982.html
エレウスの技と特性です 戦闘スタイル 長期戦が得意で、相手が疲弊するまで防御や回避に専念し、疲れて動きが鈍ってきたところを一気に攻める。 自身の種族値=高い体力や防御力もあり、相手の攻撃には打たれ強いが、フェイント等の撹乱や相手が頻繁に変わったりする戦いは苦手。 特性 プレッシャー 文句(特に自分の好みのタイプ)を言う奴にはこれで少し黙らせる。 今のところ、上記にしか使い道が無い様子。 物拾い 各地を旅して回っていた時は、その道中で色々な物を拾ったりして路銀を得たりしていたそうだ。 拾ったもの中には気に入ったものもあるらしく、旅の思い出として所持しているものも多い。 そのため、依頼中でも周囲に眼を配っていることも多く、ギルドに戻って来たときには様々なものを持っていることも。 技 滝登り 脚や体に水を纏わせて、滝を登るように上昇して突進したり、相手を空中に打ち上げることが出来る。 そこから追撃を行うことも可能。 ツララ落とし 空気中の水分を一箇所に集中させてから瞬時に凍結させてツララを形成し、これを相手に向けて様々な角度から放つ。 放つ時は空中に浮いたツララに「いけっ!」などと命令し、ツララを飛ばす。 滝登りで浮かせた相手に追撃する事も出来るし、大きいツララを作って水上に浮かばせ移動手段とすることも可能。 エアカッター 持っている剣を素早く振るい、空気の刃を飛ばす。 遠くまで届くが、相手の距離が長いと威力が弱まってしまう。 カウンター 相手の攻撃を刀身で受け止め、素早く振り払って攻撃する技。 しかし、エネルギー系の飛び道具やフェイント系列は見切りにくいので苦手だそうだ。 リフレクター ダメージを軽減させる防御幕を張る。 この幕は結構厚めに出来ており、並みの相手の攻撃なら全く破られない。 緩衝材にもなっているらしく、高所からの飛び降りには足元に張って使っている。 変身 地下遺跡を探索していた時に得てしまった謎の力で、少々ずんぐり気味の原形の姿へと変身する。 なお、変身すると武器を持っていた場合はなくなるが、元に戻ると何事もなかったかのように戻っている。 変身後の技などは後述。 突進突き 走りながら長剣を前方に向けて一点突きを放つ。 長剣のリーチもあり、前方正面へのリーチだけは長いが、外されたら元も子もない。 受け流し 相手の攻撃をギリギリまで引き寄せて、攻撃が来た瞬間に身体をひねったり傾けたりして受け流す。 物理攻撃に有効だけど、一応特殊技もある程度はかわせる。 だがフェイント系列には弱く、それがくると受け流しに失敗しやすい。 叩きおろし 長剣を両手で握って縦に振り下ろす。 相手を地面に叩きつける ・振り上げ打ち飛ばし バットをフルスイングする感じで長剣を振るう。 相手を空中に飛ばすことが可能な打ち上げ技で、自身の技の連携に使える。 ・真空千枚おろし 地上や空中にいる相手、もしくは空中へ打ち上げた相手に無数のエアカッターを放つ。 半ば奥義と言っても差し支えないが、空気の流れさえしっかり読めれば連発する事も出来なくはないそうで、 変身能力を得た事で、空気の流れがある程度把握できるらしく連発も可能になった。 叩きおろしからだと長剣を振るって相手にそのままこの技を放ち、振り上げ打ち飛ばしだと、空中に浮いた相手にそのまま放つ。 武器 長剣 刀身が長い直線形の長剣で、旅に出る数日前に護身用の為に故郷シリウス王国で購入した。 両手でも片手でも扱えるのだが、刀身が長いせいか少し重く、右手で鞘を持ち上げて引く抜きやすくしているそうだ。 なお、鞘の方も剣を入れる部分に少し長めのスリットが入っていて、引き抜きやすいように工夫されている。 +エレウス変身後の技と特性 戦闘スタイル 体が大きくなっていることで回避は控えめ(というより半ば諦めている)になっている分、 更に体力と守りが強化されているため、場合によっては仲間の盾となるために身を挺することも。 基本的には防御寄りだが、やはりフェイントとかに弱い。 特性 頑丈 変身した後の姿の方が体力もついている為なのか、かなり打たれ強い。 誰かを乗せて長距離を走り続ける事もできる。 貯水 水を使った技の中には、威力を高める為に自身の水分を使うものもあるため、水の補給は欠かせない。 敵が使う水技を吸収したり、変身した事で高まった浄化能力を用いて水を補給したりする。 物拾い 変身しても物を拾うが、拾った物を咥えたり尻尾で持つなど持ち運びは若干辛くなった。 だが、嗅覚や聴覚が高くなっているので物を見つける確立はかなり上がっている。 技 ハイドロポンプ 口から高水圧の水を勢いよく発射する。 遠くにいる相手を攻めるときに使うが、命中率は少し低い。 熱湯 口から熱湯を発射して攻撃するが、どうやって高温にしたのかは彼自身は教えてくれない。 氷を溶かしたり、彼自身の水の浄化能力が高まっている事もあって、依頼先でお湯を使う即席料理を調理する場合など多分野に使える。 ダイビング それなりの深さを持った水面で出来る技。 水中に潜り相手に近づき、隙をついて近距離からの攻撃を見舞わせる。 身を隠したりする時にも使えるそうで、最長で10分近く潜っている事が出来る。 穴を掘る 地面を前足で掘ってそのまま地中に潜り込み、相手の位置を特定してから一気に飛び上がって攻撃する。 単なる攻撃だけでなく、脱出や潜入などにも使えるようだ。 ただ、肥大化した後ろ足で掘った穴につっかえる事がたまにあるそうで、つっかえて後ろ足をジタバタしているシュールな光景を見せてしまうことも…。 そういう時は意地でも掘った穴に入るか、諦めて出てくる。 遠吠え 狼等のイヌ科の動物とかがやる、あの遠吠え。 単なる思い付きから実用に至ったそうだ。 主に合図とか志気を高めたりする時等に使う。 追い風 風の流れを読んだ後、自身の力で自分達の背後から風が吹くようにする。 自分や味方の動きを早めたり、敵の一部の攻撃を届かせないようにしたりすることが出来る。 リフレクター 基本的に本来の姿と同じ効果や使い方をする。 更に体力が付いている事もあり、自身の守りは更に高くなっている。
https://w.atwiki.jp/henroy/pages/352.html
ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(前編) ◆LuuKRM2PEg (少しはやるようだが……俺が今まで見てきた奴らと比べたら、お遊戯会に等しいな) ナイトレイダーAユニットの一隊員、石堀光彦の姿を騙った邪悪なる暗黒破壊神、ダークザギは目の前で繰り広げられている戦いをそう評した。 この殺し合いの開幕式が行われた会場で加頭順に反旗を翻した一文字隼人が変身する仮面ライダー二号と、黒装束を纏った正体不明の男が姿を変えているキバと言う名の暗黒騎士。互いを敵と見做している彼らは今、石堀の前で己の武器を振るい続けていた。 キバはその手に持つ禍々しい剣を横薙ぎに振るって大気を振動させるが、二号は驚異的身体能力で高く跳躍して軽々と避ける。そこから二号は空中で一回転した後、流星の如く勢いで飛び蹴りを叩き込んで、キバを僅かに後退させた。 あの頑丈そうな鎧から漏れる呻き声から考えるに、二号の蹴りは相当な威力を誇る。そしてキバの方も、そんな二号の技を受けてもまともなダメージを受けていない。 恐らく奴らは、TLTやナイトレイダーにあるような装備程度では太刀打ち出来る相手ではないだろう。あらゆる金属を腐食させる性質を持つKorrosion弾も、二号やキバにとっては大した脅威にならないかもしれない。 放送前の戦いでキバが撤退したのは予想外の事態に驚き、撤退せざるを得なかったのだろうが今度はそうもいかないだろう。奴は、自分達を本気で抹殺する気でいるように見えた。 (もしもここで一文字が少しでも危なくなったら、本当にバイクに乗って逃げる必要があるかもしれない……まだ、俺の正体を知られるわけにもいかないからな) ダークザギの生み出すアンノウンハンドの力さえあれば、二号とキバを一瞬で屠るなど造作もない。これまで見てきたウルトラマン達やビーストと比べても、圧倒的に弱すぎるのだから。 しかし、殺し合いの内面が掴めない今の状況で、迂闊な手段を取るなどできない。元の世界で演じている石堀光彦という、ただのナイトレイダー隊員として振舞うしかなかった。 俺には戦闘能力がない。一文字隼人に対して口にしたその言葉は、石堀光彦という男にとっては真実だった。ただの人間として振舞っている以上、この状況でキバを倒す手段を持っていない。アンノウンハンドの力を発揮するわけにはいかない今、戦力として期待できるのは仮面ライダー二号だけ。 故に、力を使わざるを得ないような状況に追い込まれる気配があれば、ビートチェイサー2000に乗って逃げるつもりだった。完全復活の為にも、少しでもリスクは減らす必要がある。 その思考に反して二号は予想以上に粘るも、その動きは何処となく精彩を欠いていた。迫りくる刃を確実に反応しているものの完全な回避ができずに、装甲がほんの少しだけ切り裂かれていく。二号はそれを気にせず、体勢を微かに低くして振るわれる剣を避けてそこから拳を放つが、鈍い衝突音が響くだけでキバのダメージになっているようには見えない。 そこからまた一閃されるのを見て、やはり二号はジリ貧になっていると石堀は推測する。 尤も、無理はないと彼は考える。一文字隼人はキバとこれまでに二度も戦っているから、戦闘スタイルや対処法を見極められてもおかしくはない。加えて、隼人は二度目の戦いの直前に、二体の怪人とも戦っていたので顔に出していないが消耗は激しいはず。 そんな不利な条件が揃っては二号が不利になるのも当然だった。 (簡単に隙を見せるような奴ではない……だとすると、一文字がそれを作ってくれるのを待つしかないか) 無暗にKorrosion弾を撃ったとしても、キバはこちらにも警戒心を向けているので簡単に避けるだろう。陽動にもならない恐れがあるし、下手をすれば二号に当たってしまう危険があった。キバの全貌がわからない以上、武装を消耗するだけになる危険は避けなければならない。 二号の攻撃を上手く捌きながら剣を振るうキバを標的に定めて、石堀はライフルを構えた。 とはいえ、すぐに撃つような真似はしない。奴に悟られないように意識を集中させて、チャンスを窺わなければならなかった。例え戦っている最中でも、ほんの僅かな敵意でも見逃すことはないはずだから。 そう思案を巡らせていると、二号はほんの一瞬だけ目を向けてくる。一秒に届くかどうかもわからないが、石堀は確かに視線を察した。 (あいつ、まさか俺に撃てとでも言いたいのか……?) キバの剣術を避けながらひたすら反撃を続ける二号の赤い瞳は、まるで何かを訴えているような雰囲気が感じられる。チャンスを作るから、援護をしろとでも言いたげだった。 確かにこのまま戦い続けたところで戦況が変わるわけではないし、二号が敗北する恐れだってある。もしもキバがまだ本気を出していないのだとしたら、正体を隠すどころの話ではなくなるかもしれない。 二号は戦いながらだが、確実に自分とキバを離れさせようと動いていた。奴は攻撃を避けるために跳躍すると、それを追うようにキバも駆ける。その動作が何度も繰り返されて、自分と両者の距離は既に10メートル以上も開いていた。 二号の誘導があったおかげで、キバの体制はこちらに背を向けているようになっている。進攻の度に漆黒のマントが棚引いて、背中が露わとなった。 (ここだ!) ようやくチャンスが芽生えたと確信した石堀は、ライフル銃のトリガーを指で引く。耳を劈くような鋭い銃声と共に、弾丸が発射された。 Korrosion弾は空気を切り裂きながら、暗黒の鎧を目指して一直線に突き進む。発射の轟音に気付いたのか、キバは二号との戦いを一時中断して瞬時に振り向いた。 奴は後退して弾丸を回避するが、石堀は特に嘆かない。こちらに危険が及ばない条件で、意識を向けさせることこそが目的なのだから。 「トオオオオオオォォォォォォッ!」 そして発砲の意図を察したのか、凄まじい咆哮と共に二号は跳躍する。 一瞬で数メートル程の高さまでに到達した二号を追うように、キバは上空を見上げた。しかしその一瞬の間で二号は一回転した後、飛び蹴りの体制に入っていた。 「ライダアアアアァァァァァァキィィィィィィクッ!」 力強く叫びながら、音すらも凌駕しかねない速度で必殺の一撃を放つ。 一方でキバは仮面の下から微かに狼狽したような声を発しながらも、腕を振るおうとするが、二号の方が早い。ライダーキックはキバの頭部に容赦なく叩き込まれて、鈍い音を響かせた。 そして蹴りの衝撃によってキバが吹き飛んでいく中、二号は地面に着地する。しかし彼の全身からは未だに警戒心が感じられるし、何よりも石堀自身も気を緩めていない。 いくら仮面ライダー二号が強いとはいえ、あれだけで負けるような相手ではなかった。聞いた話によればキバという戦士は、沖一也という男が変身する仮面ライダースーパー1の協力があって初めて撃退できたらしい。 そんな相手にたった一発の必殺技を当てただけでは、勝利に繋がるとは考えられなかった。 そして案の定、キバはあっさりと立ち上がってくる。 「……どうした、その程度か。仮面ライダー」 声からは苦悶の色が感じられるも、ライダーキックのダメージは致命傷となるには遠いようだった。恐らく、戦いには支障を及ぼさないかもしれない。 「さあ……どうだかな」 しかし二号はその事実を前にしても、微塵にも狼狽える様子を見せずに再び走り出した。その仮面の下で、隼人が笑みを浮かべていることは容易に想像できる。 気概は結構だが、やはり動きにはキレが減っていた。どれだけ四肢を用いた打撃を繰り出そうとも、キバは確実に回避しながら刃を振るう。その度に鋭い金属音を響かせながら、装甲に亀裂が生じた。 唸り声が仮面から漏れて、ついには血液までが噴き出してくる。その量はまだ僅かだが、二号が危機に陥っていることを物語っていた。このまま戦闘を続けた所で、先に二号が崩れ落ちるのも時間の問題。 (道具に成り得る仮面ライダーを捨てるのは惜しい……しかし、このまま留まっているのもまずいな) 二号の血が地面に飛び散っていくのを見て、石堀はビートチェイサー2000に目を移す。 だが、ここから安易に逃亡を図ってもキバの脚力ならば追いつくのは造作もないだろうし、また遭遇しては今度こそ力を発揮する事態になりかねない。そんなことになっては、計画が狂う恐れがある。 状況を打破する為にはどうするべきか……石堀はそう思案を巡らせていたが、その刹那に『Jet』という電子音声が背後から響いてきて、意識を瞬時に覚醒させた。 そして次の瞬間には、発射されたエネルギー弾が凄まじい速度で彼の横を通り過ぎて、キバの鎧に命中。そのまま小規模の爆発を起こして、微かにふらつかせた。 一体何があったのかと思い、石堀は振り向く。すると、数メートル離れた先から仮面ライダーと思われる謎の赤い戦士が、刃が銀色に輝く剣を握りながらやってくるのが見えた。 今のエネルギー弾を発射したのも、この戦士。だが石堀は敵か味方かの判断がつかなかったので、思わず銃口を構えた。 「無事みたいね、石堀隊員」 しかしその仮面の下から聞こえた女の声によって、彼は警戒心を一瞬で解く。何故なら、長年に渡る計画の鍵であるのだから。 「その声は……まさか、副隊長!?」 「ええ。この姿は新しく手に入れたアクセルという名の武装よ……詳しい事情はわからないけど、あの緑色の戦士はあなたの味方みたいね」 「はい! 彼はあの会場で加頭に反旗を翻した一文字隼人という男で、仮面ライダー二号です!」 アクセルに変身した西条凪の声を聞いて、石堀は表情を輝かせながら答える。 こちらの味方を瞬時に見分ける洞察力は相変わらず感心するが、それ以上に凪をようやく見つけられた喜びの方が大きい。 「わかったわ……なら、今はあの黒い騎士を抹殺することが最優先ね。石堀隊員、貴方は援護をしなさい」 そう言い残して、アクセルは二号の隣に立つ。 「あんたが石堀の上官の西条凪さん……で、いいのかな?」 「そうよ。石堀隊員を守ってくれたことには感謝するけど、今は奴を倒すことを集中して」 「了解」 頷いた二号が走り出し、それに続くようにアクセルも剣を掲げながら向かっていった。 凪の言葉は冷静そのものだが、その裏には抑えられているとはいえ確かな殺意と憎悪が感じられる。 当然だ。一八年前に来訪者研究チームの一員であり、ザギの存在に絶望した山岡一という男の身体を乗っ取ってから凪の母親をこの手で惨殺して、彼女の心に影を植え付けている。凪に光が渡った時、更なる闇で塗り潰すために。 「何人増えようが同じことだ……この手で、闇に送ってくれる」 アクセルの乱入が原因なのか、キバの声から感じられる憤怒は濃さを増していく。だが石堀にとって、それは単なる子供騙しにしか思えなかった。 奴の宿らせる闇も相当な濃さを持つが、アンノウンハンドからすれば足元にも及ばない。それに近い未来、斎田リコや溝呂木眞也を遥かに凌駕する闇を、西条凪は秘めることになる。 暗黒騎士キバなど、計画の過程で凪の闇を強くさせる道具に過ぎなかった。 (奴との戦いで凪の闇が強くなればいいが、あまり油断はできないな……いざという時、凪だけでも確保して撤退しなければならない。一文字、どうか凪を死なせないでくれよ?) アクセルとキバの剣戟が繰り広げられることで金属音と火花が飛び散る中、横から機会を窺っていると思われる二号を見ながら、石堀は心中で呟く。 幾らキバがアンノウンハンドより劣っているとはいえ、それでもビーストと同じ驚異的存在であることに変わりない。例えアクセルが加勢したとしても、キバはそれだけで打ち破れる相手ではなかった。 アクセルの振るう剣を、キバはその手に持つ剣であっさりと弾く。その衝撃で怯んだのを好機と見たのか、キバはアクセルの装甲を横一文字に切り裂いた。 凪は悲鳴を漏らしながら後ずさる中、二号が拳を振るう。対するキバは軽く上半身を弓なりに反っただけで避けるが、二号はそれに構わず攻撃を続けた。 左足を軸に回転しながら蹴りを繰り出すが、キバは片腕だけで受け止める。そこから足を振り払われた二号は体制を崩してしまい、その隙を突いてキバは素早く剣を振るった。 だが二号もただ受けるだけでなく、微かに身を捩る。そのおかげか、刃先が微かに胸の装甲を掠るだけでキバの一振りは終わった。 そのまま二号は背後に飛んだことで、キバとの距離が一気に開く。奴らの睨み合いが始まるかと思われた、その瞬間だった。 『ENGINE MAXIMUM DRIVE』 あの加頭順が使ったガイアメモリから発せられたのと同じトーンの人工音声が、戦場に響き渡る。 続くようにバイクの排気音とよく似た音が鼓膜を刺激し、石堀は思わず振り向いた。見るとアクセルが全身から赤いオーラを発しながら、咆哮と共に突っ走っていく。 「来るがいい」 彼女が駆け抜ける先にいるキバも、右手と黒い剣の刃を滑らせた。一体何をしているのかと疑問を抱いた瞬間、漆黒の刀身から禍々しい炎が噴き出してくる。 そして刀を携えるキバもまた、地面を蹴って疾走した。すると、先程までキバが立っていた場所から鈍い破壊の音が響き、瞬時に数メートル規模のクレーターへと変わっていく。 そのまま、同じタイミングで得物を掲げるアクセルとキバの距離は徐々に縮んでいき、放たれるオーラと炎はより濃さを増した。 目前へと辿り着こうとした直前、互いに振るった剣が衝突。その影響なのか圧縮されたエネルギーが一気に解放され、盛大な爆発を起こす。 爆撃のような轟音によって大気は震え、激突した地点より凄まじい煉獄の炎が燃え広がった。灼熱を帯びた衝撃は近くにいた二号を吹き飛ばし、少し離れた石堀の肌に突き刺さる。 二号は勢いよく地面を転がるものの、すぐに立ち上がった。その様子を見届けてから、石堀は叫ぶ。 「副隊長!」 その声に答えたのは、燃え盛る火炎の音だけ。 石堀は心中で舌打ちをする。もしもあんな爆発程度で凪が殺されてしまっては、目も当てられないからだ。一応、アクセルという武装を身に纏っているとはいえ、あのキバを前に耐えられるかどうかは甚だ疑わしい。 凪の憎しみを強化させるというメリットに釣られず、無理をしてでも逃げるように進言するべきだったか? そんな後悔が脳裏に芽生えた頃、風に流されていく灼熱の中からアクセルが飛び出し、地面に叩き付けられていく。 衝突が原因なのか、地面を転がるアクセルの装甲は崩れ落ちていくように分解され、中で守られている西条凪の姿を無防備に晒した。 起き上がる気配はなく、ぐったりと倒れている彼女の元に石堀は急いで駆け寄る。ナイトレイダーの制服に包まれた胸元がゆっくりと上下しているので、幸いにも気絶しているだけのようだった。 生存しているのは幸いだったが、安堵する暇などない。燃え盛る炎の方に振り向くと、それを掻き分ける様に暗黒騎士キバが姿を現したからだ。 漆黒の装甲から放たれる殺意は衰える気配が感じられず、未だ健在ということを物語っている。 「その女が秘める憎しみ……かなりの物だが、それだけでこの暗黒騎士キバを倒せると思ったら大間違いだ」 ゆっくりと歩みを進めるキバの言葉は嘲りに満ちているが、石堀はそこまで気にとめない。凪が戦えない現状、どうやってこの場を切り抜けるべきかを考えていた。 しかし剣を向けられたことですぐに思考を振り切って、彼女が持つアクセルへの変身アイテムを手に取る。何れキバを倒さなければならない機会が来るだろうから、多少のリスクには目を瞑って戦わなければならない。 『ACCEL』 凪のようにアクセルドライバーを腰に装着して、アクセルのメモリのスイッチに手をつけた。そのままメーターとよく似たベルトの中央に挿入しようとした直前、二号が前に現れる。 しかも、石堀と凪に背を向ける形で。 「石堀、あんたはその副隊長さんを連れて、先に行ってくれ!」 そして振り向くことをせずに、力強くそう告げた。 「あんた、どういうつもりだ?」 「その人はあんたの上官なんだろ? そんな人が死んだら、あんたの所属する部隊はガタガタになる……それに、そんな別嬪さんを戦わせるのは俺の主義じゃない」 「そいつを前に、一人で戦えると思ってるのか」 「おいおい、俺を誰だと思ってる……こんな奴に負けるほど、柔じゃないさ」 余裕ぶっているようだが、やはり疲弊した雰囲気を隠すことができていない。それにも関らず、自分達を逃がそうとしている。 この男は救いようのないお人好しだと、石堀は思った。一見するとリアリストだが、実はただの理想主義者。M78星雲で戦ったウルトラマン達のように、誰かのためならば己の命を簡単に捨てるような愚か者だ。 「……わかった。だが、決して死ぬなよ。俺達には一文字の力が必要だからな」 だから今は、凪を守るためにも二号の善意に甘える。その表面上では、さも心配しているかのように振舞って。 「当たり前だろ? 心配するなって……絶対に、あんたらを助けてみせるからよ」 予想通りの答えを返す二号は、仮面の下で笑みを浮かべているのが容易に想像できる。 実際、一文字の力が必要なのは確かだった。この世界は不確定要素が多い以上、一枚でも多くの手札を確保しておきたい。 だが今は、凪を守るために一文字を切り捨てなければならなかった。有能な男と別れるのは惜しいと思うが、凪を守るためには仕方がない。 『ACCEL』 故に、一文字が暗黒騎士キバを打ち破って生きて現れてくれるのを祈りながら、メモリをドライバーに差し込んだ。電子音声が響き渡るのと同時に、スロットルを捻じった石堀の肉体は、赤い装甲に包まれる。 バイクとよく似ているから、力を解放させるキーになる部分があると思ったら、案の定だった。この他にもアクセルの力を更に発揮できる部分を調べたいが、そんな暇はない。 今は戦いに巻き込まれないように、凪の身体とデイバッグを抱えて走り出した。本当ならビートチェイサー2000も確保したいが、諦めるしかない。 超能力さえ使えば別かもしれないが、正体が知られてしまうリスクを背負ってまで欲しい物ではなかった。 (なるほど……これがガイアメモリって奴か。悪くない代物だな) ドライバーを通じたガイアメモリの力が全身に流れ込むのを感じて、石堀はそう心の中で呟く。 恐らく、クロムチェスター以外のナイトレイダーが使用するどの武装よりも優れているはずだ。この状況では是非とも凪に持たせたいが、暗黒騎士キバや溝呂木眞也のような連中が相手では通じないだろう。 そして凪は、そんな人類に仇なす連中を殲滅しようと動くに違いない。本来なら彼女の影を強くできるのは大歓迎だが、こんな世界では下手に彼女を戦わせられなかった。 (凪、俺への憎しみを強くするのはいいが、どうか無茶をするのは止めてくれよ……) 背後で繰り広げられている戦いによる怒号や金属音が響く中、仮面ライダーアクセルに変身した石堀光彦は腕の中で眠り続ける西条凪にそう告げる。 きっと彼女はこの戦いの中で、更なる憤怒や憎悪を異形の存在に対して向けてくるはずだ。それによって生じる負のエネルギーこそ、ダークザギの糧になる。 その為にも、彼女は絶対に生かさなければならなかった。 ◆ 空で輝く太陽から【E-2】エリアに降り注ぐ光はとても温かかったが、桃園ラブは一身に浴びても全く心地よくなれなかった。 それもそのはず。井坂深紅郎やティアナ・ランスターとの戦いが終わってから、あまりにも重苦しい空気が漂っているからだ。 涼村暁と黒岩省吾。この二人は出会ってから、ずっと顔を合わせていなかった。恐らく元の世界で知り合いだったのかもしれないが、かなり仲が悪いように見える。 今のところ、喧嘩をする気配は感じられないがいつ爆発してもおかしくない。できることなら二人には仲良くして欲しいが、事情を知らないラブには何を言えばいいのか皆目見当がつかなかった。 「それにしても、暁さんも黒岩さんも強いですね! あたし達が力を合わせれば、きっと何だってできそうですよ!」 だから、せめて空気を変えるためにラブは話題を出す。 これだけで仲良くできるなんて到底思えなかったが、少しでも可能性に賭けたかった。 「はあ? 俺がこんな胡散臭い奴と力を合わせる? おいおいラブちゃん、何を言ってるの?」 だが、暁から帰ってきたのはそんな彼女の願いを呆気なくぶち壊すような、無神経な発言だった。 「えっ?」 「こいつの正体見たでしょ! こんな野郎と一緒にいたら、騙されるだけだって!」 「それはこっちの台詞だシャンゼリオン!」 そんな暁に張り合うかのように、黒岩は声を荒げる。 「貴様こそ、この場でもどうせ下らぬことを考えているのだろう……大方、主催者達の甘言に乗せられて殺し合いに乗り、俺達を利用する気なのだろうがそうはいかん!」 「ちょっと、黒岩さん!」 幾らなんでも、その言い方は酷すぎる。そう思ったラブは黒岩を咎めようとしたが、その前に暁が出てきた。 「何ぃ!? 優勝しようとしているのはてめえの方じゃないのか!? そうやって気取っているけど、どうせ殺し合いのどさくさに紛れて俺達人間のラームを奪う気だろ!」 「フン、所詮貴様ではそんな浅はかな考えしかできないようだな……知っているか! ローマ帝政期に造られたコロッセオでは……」 「わけわかんないこと言うんじゃないの!」 薀蓄を無理矢理遮った暁を前に、黒岩は憤りの表情を向ける。だが肝心の暁はそんな黒岩に目向きもせず、ラブに振り向いた。 「ラブちゃん、こんな奴は放っておいて俺達だけで行こう?」 「え、ええっ!? そんなの駄目ですよ!」 「あのね、こういうインテリぶった野郎といたって何もいいことはないの! それよりもほら、俺と一緒に……」 「待て、そうはいかんぞシャンゼリオン!」 ラブの手を取ろうとした暁の言葉を、今度は黒岩が勢いよく邪魔する。それはまるで薀蓄を途中で止めたことに対する仕返しのようだった。 「貴様こそ、一人で行けばいいだろう! どうせ足手纏いにしかならないのだから、さっさと消えてしまえ!」 「何だと……足手纏いなのはどっちだ! てめえ、さっきの戦いは俺達に任せてサボってたくせに、何様のつもりだ!?」 「何……!?」 そうして暁と黒岩は睨み合い、彼らの間に火花が飛び散っていく。どちらも、譲り合う気配はまるで感じられない。 何とか二人の仲を取り持とうとしたのに、むしろ逆効果だった。それを思い知ったラブに後悔が芽生えるが、もう遅い。 「え、えっと……暁さんも黒岩さんもちょっと……」 「「何だっ!?」」 「……何でもありません」 おろおろしながらもラブは暁と黒岩を落ち着かせようとするが効果はなく、萎縮してしまう。 こうなった以上、もうどうしようもなかった。せめてこの場に美希達がいてくれたらまだ希望はあったかもしれないが、ラブ一人では何もできない。 このままじゃ、本当にどちらかが怒りのあまりに離れてしまう恐れがあった。そうなったらここで一人にさせるなんて危ないし、この二人がいがみ合ったままで終わらせたくはない。 だからラブはもう一度、暁と黒岩を落ち着かせようとしたが、そう思った直後に足音が聞こえてくる。それに気づいた彼女が振り向いた先から、赤い鎧を纏った誰かが女の人を抱えながら近づいてくるのが見えた。 「な、何だぁ!?」 「何者だ!?」 そして暁と黒岩も同じタイミングで、来訪者に対して警戒の言葉をぶつける。 二人のようにラブも思わず身構えたが、その瞬間に鎧を纏った何者かは目の前で足を止めた。 「あんたら、この先の村に行くつもりか?」 銀色の角に仕切られた青い瞳を輝かせている仮面の下から聞こえてきたのは、敵意の感じられない男の声。 発せられた言葉と、腕の中で気絶している女性の存在を考えて敵ではないかもしれない。ラブがそう思うのと同時に、黒岩が前に出てきた。 「そうだが……どうかしたのか?」 「なら、やめておいた方がいい。あの村では今、俺の仲間が黒い化け物と戦っている……命が惜しかったら、すぐに引き返しておくんだな」 「それは本当か?」 「おいおい、こんな時に嘘を言ったってどうなる? 俺が信用できないのはわかる……だが、もしも本当に敵だったらこうして呑気に話しかけたりはしないぞ」 黒岩に答える男の表情を窺う事はできないが、声には明らかな焦燥が感じられるので嘘を言っているようには思えない。 目の前にいる二人とは味方になれるかもしれないとラブは思うが、だからと言って安心はできなかった。 「申し遅れた、俺の名は石堀光彦。どうやら、あんたらは俺達の敵じゃなさそうだな……なら、一緒に来てくれないか? ここにいたら危険だからな」 「待ってください!」 だからラブは石堀光彦と名乗った男の提案を遮るように力強く叫ぶ。 「あの先にある村では、あなたの仲間が襲われてるんですよね!? だったら、あたしが行きます!」 「何を言ってるんだ? 君みたいな子どもを一人で戦場に向かわせるわけにはいかない……気持ちはわかるが、ここは俺について来てくれ」 「いいえ、行かせてください! あたしはもうこれ以上、誰も犠牲になって欲しくないんです!」 そう宣言しながら、彼女は懐からリンクルンとクローバーキーを取り出した。 プリキュアの正体は秘密にしないといけないが、今のラブは明かすことに対して躊躇いはない。巴マミや黒岩省吾には話したのだし、涼村暁には変身した所を見られているのだから、これ以上知られても同じだった。 だから彼女はリンクルンにクローバーキーを挿して横に回し、表面を開ける。そこからローラーを勢いよく回して、輝きが辺りを包むのと同時に宣言した。 「チェインジ、プリキュア! ビート! アーップ!」 するとラブの全身は光に包まれて、変身が始まる。 茶髪は一瞬で黄金色に輝き、身体を覆っていた光は弾けて新たなるコスチュームやブーツ、そして鮮やかなアクセサリーやポシェットが姿を現した。 変身を果たした頃、両手でハートを作りながら彼女は名乗りをあげる。 「ピンクのハートは愛あるしるし! もぎたてフレッシュ、キュアピーチ!」 そうして、軽く手拍子を取りながらキュアピーチに変身した桃園ラブは宣言した。 プリキュアになった彼女は、赤い装甲を纏った石堀に振り向く。その仮面の下では、横にいる暁のように呆気に取られているかもしれない。 そんなことを考えながら、キュアピーチは石堀に声をかけようとする。 「キュアピーチ……まさか君は、つぼみちゃんが言っていたプリキュアの一人なのか?」 しかしその前に石堀から出てきたのは、キュアピーチの予想を遥かに超えた言葉だった。 「えっ? つぼみちゃんって……あなた、つぼみちゃんと会ったのですか!?」 「ああ。今は仲間を探すために別行動を取って、街を目指しているがな……キュアピーチってことは、君が桃園ラブちゃんなのか?」 「ええ、そうですけど……」 「だったら尚更、君を行かせるわけにはいかない。君にもしもの事があったら、つぼみちゃんが悲しむ……それに向こうで戦っている一文字の願いだって、俺は無碍にしたくない」 「一文字って……まさか、広間にいた一文字隼人って人ですか!?」 「そうだ。だから今は、俺の言う事を聞いて欲しい……彼も、君みたいな子には戦ってほしくないだろうから」 石堀の言葉は、キュアピーチには痛いほど理解できる。 花咲つぼみや加頭順に反抗した一文字隼人と一緒にいたからには、きっと彼は優しい人間なのかもしれない。自分を犠牲にしないでつぼみのことも悲しませない為にも、ここで引き止めようとしているのだ。 その気持ちはとても嬉しいし、キュアピーチもそんな石堀を心配させようと思わない。このまま村に行くのは、石堀の優しさや一文字の決意を裏切ることになってしまう。 しかしそれでも、キュアピーチは石堀の言葉を受け入れることができなかった。 「石堀さん、心配してくれてありがとうございます……でも、ごめんなさい」 だから彼女は、石堀の言葉に対して首を横に振ることで答える。 「もしもここで一文字さんに何かがあったら、それこそつぼみちゃんは悲しむと思います……から、あたしは行きます!」 「おいおいおい、ちょっと待ってラブちゃん!」 石堀から返事が来る前にピーチは走ろうとしたが、その道を遮るかのように暁が出てきた。 「君がそこまでやる必要はないでしょ、危ないって! この石堀って野郎の言うとおり、ここは離れようよ!」 「暁さんも、ありがとうございます。でもすぐに行かないと……」 「だったら、俺も行く!」 「いいえ……暁さんはさっきまでたくさん動いたから、無理しないでください!」 「無理をしているのは君の方でしょ!」 必死になって止めてくれている暁を前に、キュアピーチは思わず表情を曇らせてしまう。 『駄目よ……行っちゃ駄目!』 そして周りにいる石堀と暁の姿を見て、母親である桃園あゆみの言葉が脳裏に蘇った。 それは、クローバータウンのみんなにプリキュアであると明かした、絶対に忘れられないあのクリスマス。あの時だって、お母さんを含む街のみんなはラビリンスに乗り込もうとした自分達を、必死に止めている。 今だってあの日みたいに、ここにいるみんなを心配させていた。 「やはり君も、つぼみちゃんと同じプリキュアになっただけのことはあるな」 その最中、彼女に芽生えた後ろめたさを振り払うかのように、石堀が声をかけてくる。 「わかった……なら、一文字を助けに行ってくれ」 「はぁ!? あんた、本気か!?」 「どうせここで俺達がいくら止めようとしたって、彼女は行くに決まっているさ……そうだろ?」 驚愕で目を見開く暁に軽く答えてから、石堀はキュアピーチに振り向いた。 その問いかけに、彼女は否定することはできない。実際、彼らの制止を無視してでも助けに行こうとしたのだから、反論しても無意味だった。 太陽の光に照らされる仮面の下で真摯な表情を浮かべているはずの石堀は、何もいえないキュアピーチを前にそのまま続ける。 「ここにいるみんなはどうか俺に任せてくれ。ただし、絶対に生きて戻って来るんだ……一文字が戦っているキバという奴は強い。いざとなったら、迷わず逃げろ……無理をして君が死んだら、元も子もないからな」 「わかりました……ありがとうございます!」 「どうか、一文字のことを頼んだぞ。彼はこんな所で死んでいい男じゃないからな」 「はい、石堀さん達も気をつけてください!」 石堀への感謝を告げたキュアピーチは、心配そうに見つめている暁と無言で頷く黒岩を一瞥した後、村に向かって走り出した。 三人を心配させるのは心苦しいが、彼女は瞬時にそれを振り払う。今はつぼみや石堀達の為にも一文字隼人を助けることだけを考えなければならない。 彼がどんな人物なのかは全く知らないが、強くて優しいのは確かだった。だから、キバという奴から助けたい。 石堀達や今もどこかで頑張っているつぼみ、そしてみんなを守るために戦っている一文字の無事を強く願いながら、キュアピーチは走り続けていた。 ◆ 仮面ライダーアクセルに変身していた石堀光彦の視界から、キュアピーチの姿が見えなくなるまでそれほどの時間はかかっていない。 花咲つぼみの仲間の一人、桃園ラブに出会えたのは僥倖だったかもしれないが、いつまでもここにいるわけにはいかなかった。 凪は当然だが、彼女から頼まれたこの男達も一応守らなければならない。暁と黒岩……恐らく、涼村暁と黒岩省吾のことだろう。 特に黒岩省吾は見覚えがあった。この孤島に飛ばされてつぼみと出会ってから、影から覗いていた男である。あの時は接触すらせずに立ち去ったのでこちらも干渉しなかったが、まさかこんな形でまた出会うとは予想外だった。 (一見するとただの人間にしか見えない……だがこんな所に呼び出されている以上、その可能性は低いな) きっとこの男達も何らかの変身能力を持っているのだろうが、邪魔をしない限りは何もする気はない。無論、警戒は怠らないし、現状では保護するつもりだが。 「本当に大丈夫なのかよ、あんな子を一人で行かせて?」 そして案の定、涼村暁は不満を漏らしている。 一見するとずぼらで軽い性格の男だろうが、それでも油断はできない。どんな相手だろうと、こんな状況では慎重に向き合わなければならなかった。 不信を抱かれては、そこから崩壊に繋がりかねない。 「仕方ないだろう。ここで無理矢理連れて行ったとしても、彼女はきっと抜け出して一文字を助けに行っていたはずだ」 「そりゃ、そうかもしれないけどよ……」 「心配なのはわかるが、今は彼女を信じるしかない。言っておくが、あんたまで行かせる訳にはいかないからな。俺について来てもらう」 本来なら人間の一人や二人が死んだ所で何とも思わないが、味方になるのならば情報を引き出すつもりだ。それにナイトレイダーとして振舞っている以上、危険人物以外はできる限り保護しなければならない。 いい加減な暁も、胡散臭い黒岩も同じだった。 「はいはい、わかったよ……」 暁がさも面倒臭そうに答えた後、先導するように石堀は森を通って進む。本来のルートとは違うが、もしも二号とキュアピーチがキバに敗れたりしたら、そのまま追跡される恐れがあった。 こんな戦場に安全地帯などある訳ないが、生存の確率を少しでも上げる為に遮蔽物の多い森を進んだ方が得策かもしれない。 (それにしてもあの光……力そのものは圧倒的に劣るが、ウルトラマンの光とよく似ていたな) そして太陽の光が木々に遮られていく位置にまで辿り着いた頃、アクセルは歩を進めながらキュアピーチとキュアブロッサムの姿を思い出す。 人々を守るという下らない信念やその身体から放たれた光は、忌むべきウルトラの一族達が持つそれとよく似ている。しかもキュアブロッサムの話によるとプリキュアとやらはこの地にも八人いて、元の世界ではもっと多くいるそうだ。 その話はアクセルにとって忌々しいと思わせるのと同時に、強い興味を抱かせる。もし、もっと早くプリキュアの存在を知っていれば、完全なる復活を果たすための拠点をそちらの地球に選んでいたかもしれない。 一つ一つはウルトラマンに比べれば弱いだろうが、つぼみ曰くどんな困難が訪れても諦めない限り、強い光が宿ってその度に危機を乗り越えてきたようだ。 そんな光を闇に変換できれば、少しは力になるかもしれない。無論、過度な期待はしないが。 (来海えりか……キュアマリンは死んだがまだ七人は残っているか。精々、生きていてくれよ) この殺し合いに巻き込まれたプリキュア達は一人減ったが、まだ大勢残っているのは有り難かった。もしも可能であればウルトラマンと同じように戦いの中で光を強化させて、復活のエネルギーの足しにするのも悪くないかもしれない。 本当ならあの場でキュアピーチやキュアブロッサムの光を奪うこともできたが今は協力者なので、まだやらなかった。それに何よりも、目先の利益だけに囚われては西条凪や姫矢准を生かすことができなくなる恐れもある。 何故なら、彼女達も邪魔者を消すための手段なのだから。 (石堀という男……やはり、あの時の男か) そして黒岩省吾もまた、赤い鎧を纏った石堀光彦の背中を見ながらこの殺し合いに放り込まれた当初を思い返している。 あの時は情報収集を優先していたので接触をしなかったが、こんな形で再び再会することになるとは思いもしなかった。この男もどうやら善人のようなので、自分もそういう風に振舞わなければならない。 だが、油断はできなかった。一見すると軽い感じの男だが、その裏では何を考えているかは分からない。もしもこちらがダークザイドであることを知ったら、一気に警戒を強める恐れがあった。 (チッ……シャンゼリオンさえいなければ、まだ動きやすかったのだが……) 涼村暁を見ながら、黒岩は心の中で舌打ちをする。 もしもこの男が余計なことを石堀に口走ったりなどしたら、自分の立場が危うくなるかもしれない。そうなっては、敵と認識される恐れもあった。 一刻も早く決着をつけたかったが、そんなことなどできない。それに何よりも、シャンゼリオンの様子がどこかおかしかった。 そんな状態のシャンゼリオンと戦ったとしても、何にもならない。 (とにかく今は、こいつが余計なことを口走ったとしても何とか誤魔化さなければな……) 一応、シャンゼリオンがこちらの正体を明かそうとしても、それを誤魔化せる自信はある。自惚れるつもりはないが、東京都知事を目指しているので多くの人を魅了させた話術さえ用いれば、切り抜けることはできるはずだ。 それに石堀が抱えている女性も、魅了することができるかもしれなかった。無論、それはやるにしても余裕があってからの話だが。 今はキュアピーチやキュアブロッサムと再び出会えることを信じながら、自分の安全を確保しなければならない。その為にも、涼村暁には細心の注意を向けなければならなかった。 時系列順で読む Back 花咲く乙女(後編)Next ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(後編) 投下順で読む Back 花咲く乙女(後編)Next ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(後編) Back ライバル!!誰?(後編) 桃園ラブ Next ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(後編) Back ライバル!!誰?(後編) 涼村暁 Next ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(後編) Back ライバル!!誰?(後編) [黒岩省吾]] Next ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(後編) Back 二人の黒騎士 石堀光彦 Next ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(後編) Back 夢見ていよう(後編) 西条凪 Next ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(後編) Back 二人の黒騎士 一文字隼人 Next ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(後編) Back 二人の黒騎士 バラゴ Next ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(後編)
https://w.atwiki.jp/henroy/pages/16.html
参加者名簿 ネタバレ版名簿(死者表示)はこちら 五十音順名簿はこちら 【魔法少女リリカルなのはシリーズ】7/7 ○高町なのは/○フェイト・テスタロッサ/○ユーノ・スクライア/○スバル・ナカジマ/○ティアナ・ランスター/○高町ヴィヴィオ/○アインハルト・ストラトス 【仮面ライダーW】7/7 ○左翔太郎/○照井竜/○大道克己/○井坂深紅郎/○園咲冴子/○園咲霧彦/○泉京水 【仮面ライダーSPIRITS】6/6 ○本郷猛/○一文字隼人/○結城丈二/○沖一也/○村雨良/○三影英介 【侍戦隊シンケンジャー】6/6 ○志葉丈瑠/○池波流ノ介/○梅盛源太/○血祭ドウコク/○腑破十臓/○筋殻アクマロ 【ハートキャッチプリキュア!】5/5 ○花咲つぼみ/○来海えりか/○明堂院いつき/○月影ゆり/○ダークプリキュア 【魔法少女まどか☆マギカ】5/5 ○鹿目まどか/○美樹さやか/○佐倉杏子/○巴マミ/○暁美ほむら 【らんま1/2】5/5 ○早乙女乱馬/○天道あかね/○響良牙/○シャンプー/○パンスト太郎 【フレッシュプリキュア!】5/5 ○桃園ラブ/○蒼乃美希/○山吹祈里/○東せつな/○ノーザ 【ウルトラマンネクサス】5/5 ○孤門一輝/○姫矢准/○石堀光彦/○西条凪/○溝呂木眞也 【仮面ライダークウガ】5/5 ○五代雄介/○一条薫/○ズ・ゴオマ・グ/○ゴ・ガドル・バ/○ン・ダグバ・ゼバ 【宇宙の騎士テッカマンブレード】4/4 ○相羽タカヤ/○相羽シンヤ/○相羽ミユキ/○モロトフ 【牙狼-GARO-】3/3 ○冴島鋼牙/○涼邑零/○バラゴ 【超光戦士シャンゼリオン】3/3 ○涼村暁/○速水克彦/○黒岩省吾 【66/66】 主催者 【説明役】:加頭順@仮面ライダーW 【人質】:フィリップ@仮面ライダーW 以下、変身ロワにおけるネタバレを含む +開示する 【第一回放送担当/エクストリームメモリ管理】:サラマンダー男爵@ハートキャッチプリキュア! 【第二回放送担当/ボーナス担当】:ニードル@仮面ライダーSPIRITS 【第三回放送担当】:ゴハット@超光戦士シャンゼリオン 【第四回放送担当】:ランボス@宇宙の騎士テッカマン 【放送原稿/予知能力者】:吉良沢優@ウルトラマンネクサス 【財団X】:田端@仮面ライダーW 【グロンギ族】:ラ・バルバ・デ@仮面ライダークウガ、ラ・ドルド・グ@仮面ライダークウガ 【元祖無差別格闘流】:八宝斎@らんま1/2 【NEVER】:アリシア・テスタロッサ@魔法少女リリカルなのはシリーズ、プレシア・テスタロッサ@魔法少女リリカルなのはシリーズ 【クサレ外道衆】:脂目マンプク@侍戦隊シンケンジャー 【魔法少女】:美国織莉子@魔法少女まどか☆マギカ、呉キリカ@魔法少女まどか☆マギカ 【東の番犬所】:ガルム@牙狼、コダマ@牙狼 【悪党星団ワルダスター】:ドブライ@宇宙の騎士テッカマン 【真の主催者】:カイザーベリアル@ウルトラシリーズ 【復活】:ン・ガミオ・ゼダ@仮面ライダークウガ?
https://w.atwiki.jp/henroy/pages/482.html
第三回放送X ◆gry038wOvE 夕方。時刻は午後六時。 太陽も沈み、それと同時に夜の始まりを告げる。空は薄らと暗くなり始め、星はもう、少しずつ見え始めている。 この殺し合いの参加者を迎えた星空が、再びその姿を現すのを、この中のうちの何人が目にする事になるのだろうか。 既に残る参加者は二十一名。これは、当初の参加者の三分の一を下回る。 四十五名の命は、既にこの世になく、強さと運に助けられた三分の一だけが奇跡的にも、この綺麗な夕焼けと夜の始まりを見る事ができる。 次は……誰が、一日の経過を体験する事ができるのだろう。 また、放送が響く。これで三度目。 飽きさせないためか、放送担当者はローテーションを採用している。 今度の放送担当者は── 「参加者のみんなー、こんばんはー!! …………うーん? 声が小さいぞー! こんばんはー!!」 上空に現れたホログラフィには、長髪に丸眼鏡の、おたく風の青年。だんだんと放送担当者のビジュアルが汚くなっているのは気のせいだろうか。 まるで、ヒーローショーの司会のお姉さんのような挨拶の文句で、放送を切り出したこの男は、主催陣営の中でも屈指の変わり者である。 「……返事をくれないのか、寂しいなぁ。今回の放送担当者はこのボクッ! ダークザイドの闇生物ゴハットだよ! ……シャンゼリオ~ン!! 仮面ライダー!! ウルトラマーン!! 魔戒騎士~!! それにプリキュア~!! こっちを見てるか~い!? ……っと、このシャンゼリオンはボクを知らないんだっけ……」 彼は闇生物ゴハット。ヒーローが大好きなオタクの闇生物であった。 もし、シャンゼリオンこと涼村暁があの世界に留まり続けたなら、出会っていたであろう怪人。しかし、暁はここに連れてこられてしまった以上、彼と再会する事はなかった。 それからしばらく、ゴハットの映像がその時のポーズのまま止まる。 ……そして、また映像が動き出す。放送事故だろうか? 一部の参加者は気にしたかもしれないが、放送は続く。 「………………あー、ちょっと本部から苦情が来たので、今度は気を取り直していくよ。ゴハット・チェンジ!!」 どうやら、主催側の都合に反する内容だったらしいので、今リアルタイムで注意を受けていた模様である。 ともかく、おたくは、仰々しい掛け声とともに、人間の姿から闇生物の姿にチェンジする。青くグロテスクな十字の怪物で、腕の先は触手になっている。この触手を鞭にして戦うのだ。 「フフフフフフフ……ワッハッハッハッハッハ!! このゲームに招かれている参加者の諸君よ、気分はどうかね?」 そして、変身した時、彼の様子が変わった。彼は二重人格というわけではないのだが、気分を盛り上げるための喋り方に替えたのである。実際のところ、ヒーロー好きなダークザイドの精神に違いはない。 「ここまで生き残った参加者の諸君には、もうこの放送について説明する事もなかろう……。では、まずは恒例の死亡者の名前から読み上げさせていただこうか……フッフッフ」 悪の幹部になりきりながら、ゴハットが死亡者を読み上げ始める。 「相羽タカヤ、アインハルト・ストラトス、泉京水、一文字隼人、梅盛源太、西条凪、大道克己、バラゴ、溝呂木眞也、村雨良、モロトフ、ン・ダグバ・ゼバ。 以上12名。お勤めご苦労であった……」 ゴハットは、そう言って、お辞儀をした。これも誰かのマネだろう。 まあ、実際にこの中には、ゴハットが大好きなヒーローもいる。死亡者に対しては敬意を忘れていないのは事実だ。 それでも、彼はそこから立ち上がる熱きヒーローの姿を、全てを背負い戦う戦士たちの姿を目に焼き付けるため、涙を呑んでヒーローたちの姿を見守っているのである。 ちなみに、今回の死亡者の中に彼の期待を裏切る者はいなかった。ヒーローはヒーローらしく、悪役は悪役らしく、時に悲劇的な死に様を見せたのだ。 「では、次に禁止エリアの発表をしよう。フッハッハッハッハッハッハ!! ……あの、ホントにこんな事で死なないでね? ……あー、気を取り直して、さあ、発表するぞ! 19時に【G-9エリア】、21時に【B-6エリア】、23時に【E-4エリア】。以上の3つだ!」 ともかく、禁止エリアの発表を終え、ゴハットは触手のようになった腕を身体の腰に乗せ、偉そうなポーズを取っている。 実は、先ほどから結構アクションが激しい。 「さて、それでは最後にお楽しみの毎回変わるボーナスタイムだ!! ……今回は、一部制限の解除やこちらからの情報伝達!! ……あの、ボクもちょっとクイズを考えようと思ったんだけど、間に合わなかったんだぁ~……ゴメン。 ゴホン……あー、あー。では、放送が終わり次第、会場の設定でいじっていた一部設定を解除しに行く!! 制限がかかっていた対象者、また特別な連絡がある参加者の元には、我々が直々に制限解除の旨を伝えよう!! その時に余計な事は考えるなよ……? 我々はあくまでゲームマスター。ゲームの参加者に肉体的干渉ができる状態では現れない。つまりは、今と同じく、ホログラフで現れるからな!!」 今のゴハットはあくまで完全なホログラムである。 それと同じように、生存中の参加者にホログラムとして制限解放を伝えに行くという話だ。そのため、参加者にとっては主催にはむかう好機とは行かないだろう。 次にその制限解除の条件を高らかに告げる事になった。 「……ただし! 今回もまた条件がある! その条件とは……ジャジャーン! 【今日の9時以降に、30分以上、参加者の誰にも見られず聞かれずに単独行動をする事】だ! ……参加者が誰も見てない&聞いてない状態で、一対一で会話という状況が必要だからな! とにかく、誰にも邪魔をされない状況である事をこちらが確認次第、こちらから使者を派遣し、かけられていた制限について説明する。 ちなみに、制限は一部の参加者にしかかけられていないぞ。一人になっても使者が現れない場合は、制限そのものが無い場合、または気づいていないだけで自分が他の参加者に監視・盗聴されている場合だ! まあ、常に一人で行動し続けるといいかもしれないな。 さて、今回の放送はこれにて終了だ。さらば、変身ヒーロー諸君! また会おう!! ワーッハッハッハッハッハッハ!! ワーッハッハッハッハハハハ…………フハハハハハハハハ……」 ゴハットの姿が暗転する。 第三回放送終了。 △ 「あー! 楽しかった~!!」 ゴハットが主催者の待機する場所に帰ってくる。 彼はスキップしている。変身は解いて、おたくの姿で、かなり嬉しそうだ。 それを、他の主催陣は白い目で見つめる。 加頭順は、殆ど面の色を変えずにゴハットのもとに顔を出した。 「……あの、ゴハットさん」 「はあい?」 ゴハットは、加頭に話しかけられても、全く意に介さずに、惚けた表情で動きを止めた。 加頭は、いくら感情を失いつつあるNEVERといえど、あからさまな機嫌の悪さを顔に出している。……いや、もしかすると、機械的に物事をこなしている彼だから、そう思ったのかもしれない。 当のゴハットは、無神経なのか何なのかはわからないが、一向に気にする様子がなかった。加頭は咳払いをして続ける。 「特定の参加者に声をかけるような真似は困るのですが」 「……だって! ホラ見た? あのシャンゼリオンが、ボクの知らないところであんなに立派にヒーローをやっていたなんて、ボクは全然知らなかったんだよ!! 他のみんなもカッコいいな~。今の彼らに声をかけられるなんて幸せじゃないか!! 全員の姿をナマで見られたおたくが羨ましいよ~!!」 「あの。彼らは私たちの敵です。私たちを殺しに来るかもしれませんよ?」 加頭は表情を変えずに言った。しかし、ゴハットはそんな加頭の肩に手を置く。 そして、チッチッチと舌で音を立てた後、彼は眉を寄せて言った。 「……もう。わかってないなぁ。……ボクは、彼らに 倒 さ れ た い んだよ! だからおたくらに協力しているんだ。いいかい!? 彼らは正義のヒーローだよ! 力を合わせて戦えば絶対に負けない! そして、死んだ戦士の魂を背負い、己の正義を貫く……カッコいいじゃないか! そんなヒーローたちに比べれば、ボクたちワルモノはちっぽけだ。いずれ倒される運命だよ? ほら、シャンゼリオンも……ヒロイン・暁美ほむらの死を乗り越えて成長してたじゃないか! 見たかい? あのシャンゼリオンがだよ!」 ゴハットは、自分の立場を理解したうえで、こんな事が吐けるのだから、逆に神経が太いというレベルである。参加者として彼がいたら、一体どんなスタンスをとるだろう。 直接、変身ヒーローの姿を見て歓喜するんじゃないだろうか。 加頭は、呆れながらも、怒る事なく対処した。 「……わかりました。あなたは後で好きに倒されてください。……私たちを巻き込まずに」 「はーい! ……いやぁ……早く来ないかなぁ、楽しみだなぁ……。何て言って倒されようか……。フフ~ンフフフ~フン勇気を~フフフ~フフ~フフ~ち~りばめ~♪」 ゴハットは、そのまま、鼻歌を歌いながら闇に消えていく事になった。幸いにも、彼がこの場で悪の主催者に殺される事はなかったらしい。 「……いいの? あれで」 近くにいた吉良沢優が、茫然としながらも、加頭に言う。 放送の原稿を書いている彼は、先ほど放送の脱線を注意した張本人だ。だから、放送をする場所から比較的近い所にいた。 「言うだけならタダです。それに、あの人は一応、変身者という分野について、あらゆる観点から分析をしているプロですから。監修役としては一番役に立っています。案外、腕も立つようですし」 「……ああ、そう……」 吉良沢の姿も、納得してはいないだろうが、あまり興味もなかったので、すぐに闇に消えていった。 加頭順だけが、この場所に取り残される。彼は、相変わらず表情を変えずに呟いた。 「まさか、ニードルさん以上に楽しげな放送をする方がいるなんて思いませんでした」 △ 【サラマンダー男爵の場合】 「……さて」 これはまた、加頭らのいた場所とは別である。椅子に座って、ため息をついたように言うのはサラマンダー男爵であった。 サラマンダー男爵は、いま放送の終わりを知った。エクストリームメモリの管理は相変わらず続いているが、それが終わるときも終わるかもしれない。 「……フィリップ。お別れの時は近いかもな」 サラマンダー男爵はエクストリームメモリに語り掛ける。 そう、【左翔太郎】の制限は、このフィリップがいない事である。 フィリップが主導となる「ファングジョーカー」、それからエクストリームメモリが必要になる「サイクロンジョーカーエクストリーム」への変身が不可能な現状では、左翔太郎──仮面ライダーダブルは万全ではない。 それが原因で、ここまでの戦いでも、血祭ドウコクやン・ダグバ・ゼバを相手に最大限の力を発揮できなかった。主催側がこうしてフィリップを軟禁している事でバランスが制限されてしまっている事は言うまでもない。 ここからは、フィリップ、ファングメモリ、エクストリームメモリが解放され、翔太郎はより強い力で戦うことができるようになるはずだ。 (タイミングは、左翔太郎──あるいはダブルドライバーの所持者が、他の参加者と別行動を取り、一人になった時か) 鳥篭の中を蠢いているエクストリームメモリとの別れ。別に惜しくもなかった。 左翔太郎が一人で行動した時、サラマンダーは、彼のもとに使者として現れる。 とはいえ、今のところ翔太郎は複数名で行動をしている。少なくとも、二十分以上の単独行動とは正反対の状況にある。 自らそれを作る事もできるが、それは自らを危険な状況にする事でもあり、周りを危険に晒す事でもある。他の参加者も同じだが、集団行動をしている者はどんな裁量で行動するのかが見物でもある。 主催側は、その判断に応じて制限解除をするのみだ。 △ 【グロンギ族の場合】 「ダグバがやられたか」 ラ・ドルド・グは、意外そうに呟く。グロンギの王、ダグバが死ぬ時は、全てのグロンギが滅んだ後だと思っていたが、そうはならなかった。 ドルドも、ラ・バルバ・デ(バラのタトゥの女)も、ガドルも生きている状況で、まさかダグバが死ぬとは思わなかったのだろう。 「ガドルにも、どうやら、伝える時が来たようだな」 バルバが呟いた。 「奴の事だ。知れば、必ずガミオを復活させるだろう」 実は、ンのグロンギは、まだ会場からいなくなったわけではない。 ン・ガミオ・ゼダ。遺跡に封印されていたグロンギの名前である。オオカミのグロンギであり、現状ではまだ封印が解かれていない。 第一段階では、棺が開けられる事が条件となる。これは既にバラゴの手によって解放されている。 第二段階では、ゴオマ、ガドル、ダグバが合計して九名の参加者を殺害した時に封印が解かれるという事だ。このゲゲルは、甘い設定ではないかと思ったが、案外他の変身者たちは彼らに立ち向かう力を持っていた。考えてみれば、グロンギを何体も葬ったクウガと並ぶ者たちがいるのだから当然だ。その結果、現状、犠牲者は七名のみとなっている。しかも、残るグロンギはガドルただ一人という追い込まれようである。 「……ゴ・ガドル・バ。いや……今はン・ガドル・ゼバと呼ぶべきか。夜に行く」 【ゴ・ガドル・バ】には、特別な制限はない。 ただ、彼にはこのゲゲルの事を伝える必要があった。言うなれば、これが今回の制限解放だ。 バルバがそれを伝え、残る一人と戦うためのゲゲルリングをベルトに受けた瞬間から……彼は、【ン・ガドル・ゼバ】と名を改める。 そして、もう一人の王──ン・ガミオ・ゼダに立ち向かう権利を得られるのである。 ガドルは現状、単独行動を基本としている。もともと、他人と群れる性格ではない。 △ 【死者たちの場合】 この一室には、主に二日目以降が出番となる制限の解放者がいた。 その対象者は、死者──いや、厳密には、現状ではその特殊能力を活かしきれず、「死亡者となっている者」である。 そう、参加者の中には、一部に「制限」によって死亡“後”を制限されている者が何人かいた。……それはソウルジェムの濁りとともに魔女となる魔法少女であり、死とともに二の目を発動する外道衆だ。 既に死亡カウントがなされている彼らに生還の権利はない。彼らが生還したとしても、ゲーム終了と同時に、自動的に死亡する手筈だ。あくまで、その最後の悪あがきとして、彼らに機会を与えるだけである。せいぜい、地獄に他人を道連れにする相手を探すのみという事だ。 殺し合いに影響を与えたとしても、魔女化した魔法少女が願いを告げられるはずもないし、最後の悪あがきで生き延びた外道衆に生きる機会を与える気もない。 しかし、二の目も魔女化も立派な彼らのアイデンティティである。それを封じて戦わせるわけにはいかないが、巨大な敵というのは少しばかり平等性を損なう。涙を呑んでその命を、「一度目の死」で終わりにさせたが、二日目以降、マーダーが減った場合の「お邪魔虫」として覚醒させる事は問題ない。 「……ドウコク殿はまだ生き残っているか。まあ、順当でござるな」 脂目マンプクは、巨大モニターに映る血祭ドウコクの姿を見て呟いていた。 ここまで、目立ったバトルには参加せず、基本的には戦いを避けた行動が目立つ。しかし、それが幸いか、あるいは災いか。彼は、他の参加者と大した交流もないまま生き残った。 このまま行けば、おそらく、21時30分にはドウコクに「二日目以降に二の目が解放される」と告げに行けるだろう。……まあ、ドウコクとしても、二の目などという悪あがきに頼る気はないだろうが。 誰にとっても問題となるのは、筋殻アクマロだ。 アクマロは、既に死亡カウントされているが、二の目は発動していない。つまり、彼の命はまだ「尽きていない」のである。二日目以降に復活が確定している。 これについても、ドウコクには教えておくべきだろう。 「シンケンジャーは全滅。拙者の手間も随分と省かれたものだ」 この場に招かれたシンケンジャーは、シンケンレッド、シンケンブルー、シンケンゴールド。その全員が死亡している。あとは、はぐれ外道の十臓も死亡したので、残るはドウコクのみだ。 マンプクとしても、なかなか都合の良い状況だった。 「……魔法少女も、残るは佐倉杏子のみ。……とはいえ、魔女はまだいるわ」 そう呟いたのは、ある時間軸で魔法少女の虐殺を行っていた少女・美国織莉子。彼女もまた、このマンプクという怪物とともにモニターを見ていた。 サラマンダー男爵や吉良沢優もそうだが、特別乗り気ではないものの、手段のためにこの「主催者」という立場を利用している者もいる。織莉子もまた、同じだった。彼女は、見滝原を救うべく、この殺し合いの運営に協力する者だ。 隣の怪物にさえ、もう慣れを感じ始めていた。少なくとも、お互いに裏切るような行動をしない限りは、敵対はしない。既に反抗して殺された老人がいるとも聞いている。 それが見せしめとなって、より一層、主催陣営の連帯感は強まっている。 織莉子は、杏子が単独行動した際に、魔女に関する説明を一からしなければならない。彼女はまだ、魔女化については知らなかったはずだ。面倒だが、ともかく、「ソウルジェムの濁り」を死因として死亡扱いになった参加者二名──美樹さやかと巴マミが魔女として覚醒する事についても教えなければならないだろう。 暁美ほむらのように、あらかじめソウルジェムを割った者はともかく、巴マミや美樹さやかは濁りによってソウルジェムを割った。魔女化という運命は一日だけ封じられていたに過ぎない。 「私たちの世界の参加者も、残すところ一人」 そう、暗いトーンで呟いたのはアリシア・テスタロッサ。その瞳は虚ろで、まるで感情を失くした人形のようだった。本来は優しい少女であるはずのアリシアも、今はそんな面影を持たない。 冷淡に、ただ一人残ったヴィヴィオを見つめている。しかし、ヴィヴィオには特に大きな制限はない。ともかく、現状で唯一の同一世界の生存者という事で、強い興味を持っていただけである。 すぐにアリシアは、ヴィヴィオに対する興味を失った。 「あとは、あの機械がどれだけ働いてくれるのか」 彼女の興味が向いたのは、レイジングハート・エクセリオンの方であった。 レイジングハート・エクセリオンは、娘溺泉の水を被っている。 意思のある機械であるレイジングハート・エクセリオンには、呪泉郷の水によって変身する可能性がある。……いや、それを既にこちらで調整していたのだから、おそらく高い確率でレイジングハート・エクセリオンは若い娘の形になるだろう。 何かの泉の水を被った鯖も同様かもしれない。 とにかく、泉の水を浴びた者たちにかけられていた制限も、二日目以降はすべて解除されてしまう。 おそらく、このままレイジングハート・エクセリオンはあの場に放置され続けるだろうから、アリシアは彼女のもとに向かい、全て説明する事になるだろう。まあ、彼女は参加者ではないのだが、突然人間にするわけにもいかない。 「……アリシア、酵素を注入する時間よ」 誰かがまた、深淵から現れた。 「ママ……」 マンプクも織莉子もアリシアも、そこにやってきた一人の女性の姿を凝視した。 彼女はアリシアの母──プレシア・テスタロッサである。その瞳には、どこか喜びや幸せが込められているようだった。かつては見られなかった笑顔がある。長年待ちわびたこの少女との再会を実感しているからだろうか。 しかし、どこかやつれているようにも見えて、長い髪は顔に影を落としている。むしろ、その姿はかつてのプレシア以上に、廃れた体躯にも見える。 アリシアの腕に、細胞維持酵素が注入される。これはアリシアが人ではなくなった証だ。 酵素。 この言葉からわかるように、アリシア・テスタロッサは、NEVERとして蘇っている。 加頭や財団Xの援助があれば、魔術の力を使わずとも、人体蘇生を行う事ができたのだ。 管理外世界に存在した予想外の技術に驚きつつも、プレシアはアリシアの体にそれを利用する事を許可した。もともと、このNEVERの技術を作り出した大道マリアの境遇はプレシアと酷似している。プレシアがこの技術に飛びつくのは当然であった。 加頭をはじめとする数名の来訪者たちからの技術提供により、夢のアリシア生還を果たしたプレシアは、こうして再び“幸せ”な家庭を築いているのである。 しかし、それがまた、プレシアの魔術に関する研究の日々をあっさりと覆す物だった事が、彼女の研究者としてのプライドを崩したのだろうか。何せ、NEVERの技術は魔術もないような世界が科学で生み出した代物なのだ。 かつてに比べてどこか冷淡なアリシアへの違和感を、何とか飲み込もうとしていて、更に精神に負担がかかっている事もある。 それが、プレシアをかつて以上に生気のない女性にしていた。 アリシアが、このまま母への愛さえ失っていく事を、プレシアは本当に知っているのだろうか。 織莉子は、そんな母子の様子を訝しげに見つめていた。 (……傍から見れば、親子というものはこんなにも愚かなものなのかしら) 織莉子は、このプレシアが騙されている事にとうに気づいている。 主催者の技術力ならば、こんな中途半端な蘇生を行うわけがないのだ。元の世界では死亡したはずの園咲霧彦やノーザが参戦している事を見れば明らかだろう。感情など失くさないまま、ありのままのアリシアを取り戻す事ができるに違いない。 しかし、それを知らないプレシアは、「アリシアを蘇らせる」以上の欲を持たず、親として子を助けるための安易な方法を選んだ。他の手段を探る事もなく、即決でこの方法を選んだ。そして、それから先、もっと優良な方法の存在を知らないままアリシアを愛している。アリシアの狂いに気づいているのだろうが、それを心が押し殺し、自分でも知らないままにアリシアに盲目的な愛を注いでいるのだ。それは、さながら大道マリアの生き写しのようであった。 何にせよ、善意でアリシアを蘇らせるならば、NEVERとしての生など与えるはずがない。 きっと、彼女たち親子は、その愛を主催陣営に利用されているのだ。 NEVERとなった事による身体能力向上などが加頭たちにとって都合が良いのだろう。彼女のもとには、ガイアメモリも支給されているらしい。大道克己や泉京水、加頭順といったNEVERたちの様子を見ていると、この親子の身に降りかかっている状況を何ともいえない。 ……まあ、織莉子も人の事を言えないだろう。それは自覚している。 安易な奇跡や魔法に手を伸ばし、彼女たちと同じように殺し合いに加担している事には違いない。 目の前の怪物がただの気まぐれで手を貸しているのを見ると、また随分と違う状況なのである。 「わからないものだな、人間というのは……」 主催者によって手渡されたはぐれ外道・修羅の体を取り込んで「水切れ」を克服したクサレ外道衆の脂目マンプク。彼もまた、この親子たちを理解できずにそう呟いた。 △ 【加頭とニードルの場合】 「……西条凪、死亡か」 加頭は呟いた。凪に特別興味はない。おそらく、吉良沢が多少興味を持っていた対象ではあるだろうが、彼が特に凪に肩を入れる事はなかったので、吉良沢はまだ、比較的淡々としている。 加頭にとって、その出来事が特別なのは、ダークザギの予知能力から外れる出来事だったからである。要するに、予知能力の制限がちゃんと効いているらしいという証明であった。 ……が。 (能力解放……これで、もうダークザギもより強い力で戦えるだろう……) 21時からの制限解除の時。そこで石堀が単独行動をすればいい。そうすれば、予知能力制限を解除され、光還元の要である忘却の海レーテもまた、マップに解放されるだろう。 この対象エリアはF-5の山頂部だ。これと、「強い憎しみを帯びた光」を得れば、石堀はダークザギとして復活する事ができる。 この説明を聞けば、流石に石堀もスタンスを変えてくるだろう。 デュナミストの憎しみを拡大させ、光を奪うために画策するに違いない。その果てに、ダークザギは復活する。 殺し合いに乗る者は随分と減ったが、ダークザギが全力で戦えば相手にもならない存在が大半だ。その復活を以て、対主催陣営はほとんど手詰まりとなるだろう。 まあ、優勝したらそれはそれで厄介ではあるのだが……。 (仮に優勝した場合の対策も充分。問題はないな……) 無論、マルチバースを移動する能力はダークザギにも制限はかかるし、万一勝利して主催に反抗した場合の措置も加頭たちには残っている。 それについて考えていた時、背後から男が声をかける。 「加頭さん、どうやら結城丈二という男、薄々ながら勘付いているようですね」 加頭は気づかなかったが、どうやらこの場にニードルがいたらしい。 結城丈二に対しては彼も随分と関心を示している。加頭が振り向くと、ニードルは、ニヤニヤと笑っていた。 「ええ」 加頭順は、釣られて笑いはしないが、特別腹を立てる事もなかった。 「あまり察しが良すぎるのも困り物です」 ニードルがそう言うが、やはり困っているようには見えない。 「我々が厳密には“主催者”ではない──まさか、そんな事に気づかれてしまうとは」 加頭は少し俯いた。表情は変わらない。 ……そう、実は、加頭たちは厳密にいえば、“主催者”ではないのだ。 そう見せかけたフェイク──真の主催者の余興のための一員に過ぎない。あえて言うならば、ここにいる彼らは「真の主催者」を楽しませるための「影武者」である。この場にいる主催陣営は、全員、殺し合いの参加者たちと同じ「主催者を楽しませるための駒」なのだ。 結城の仮説と同じく、加頭たちは、最後まで殺し合いを楽しませるために、「真の主催者」によって、「表向きの主催者」という役割を持たされた「参加者」たちなのである。 加頭たち、表の主催陣営は、あくまで「ゲーム」としての殺し合いを盛り上げる。その過程で、全滅なりただ一人の勝者が出るなり……という結末に終われば、彼らにとっても御の字だ。真の主催者もまあ、それで満足するだろう。 しかし、万が一、この殺し合いの果てに「正義」の陣営が脱出する事があるかもしれない。実際、脱出のための穴自体は意図的に作られており、その道順をたどる確率も高く出ている。 そして、脱出した段階で、おそらく彼らは加頭たちと戦う事になる。それを万が一にでも打ち破った場合は、「悪」たる主催者が裁かれ、死んでいくだろう。 加頭も、サラマンダーも、ニードルも、バルバも、ドルドも、ゴハットも、織莉子も、マンプクも、アリシアも、プレシアも倒された時、彼らは悪の打破を喜ぶだろう。それでここにいる誰もが満足して終わる。 ……大方の物語は、だいたいそこで終わってしまう。 全てが終わった安堵感の中で、彼らは元の世界に帰っていく。ハッピーエンドだ。 何も果たせていないのに、果たしたように錯覚して。 諸悪は残っているのに、全て終わったのだと勘違いして。 真の悪に気づかないまま、殺し合いを終えてしまう。 そして、真の主催者は、誰にも知られず、姿を見せる事もなく、その様子を嗤い続ける。 誰にも気づかれずに物語の外側ですべての登場人物を支配し、加頭たちの管理者。 無限メモリー「インフィニティ」を手にして、加頭たち財団Xが存在したパラレルワールドを侵略し、管理した、諸悪の根源。 その存在は、最後の最後まで加頭たちも絶対に秘匿し続けなければならない。 「……とはいえ、彼らはまだ、その仮説に確信を持っているわけではありません。問題はないでしょう」 まあ、加頭もニードルも、まあ彼らが察し始めた事への危機感は持っていなかった。 どうであれ、結城の説は仮説にすぎないし、それを知る二人が死ねばもう何も残らない。察したとしても、どうすれば良いのかなどわかるはずもない。 首輪を外そうが、脱出しようが、そこから加頭たちが敗北する確率はごくごく少ないものだろうし、表向きの主催者である加頭たちの兵力も十分なので、今のところ敗北する事もなさそうである。 加頭たち財団Xのバックアップは勿論、あらゆる世界からのスペシャリストの導入で、分は加頭たちの方にある。 何名かの犠牲は出るだろうが、ゴールドメモリの所有者である加頭がそう簡単に負ける事もなさそうだ。脅威となるのはダークザギだが、彼への対策は加頭も練ってある。 「今はまだ、我々は主催者です。楽しむだけで良いじゃないですか……」 ニードルがうっすらと笑みを浮かべながら言った。 △ 【第三回放送ボーナス:制限解放】 21時以降に、「30分間誰にも見られず、誰にも聞かれない状態をキープする」事で、主催側から使者が派遣され、これまで架されていた制限とその説明、解除が行われます。 あくまでこれは一部の参加者のみが対象で、一定時間単独行動をしても発動しない場合があります(監視・盗聴されている場合も使者は現れません)。 また、解除される制限も一部に過ぎず、解除されたからといって全力全開で戦えるようになるわけではありません。 一部、明らかになっている内容は次の通りです。 【フィリップ、ファング、エクストリームの解放】 対象者は左翔太郎。使者はサラマンダー男爵。 フィリップ、ファングメモリ、エクストリームメモリを翔太郎のもとに解放されます。いずれも「支給品」という扱いではあるものの、フィリップには例外的に首輪が取り付けられます。 「星の本棚」の検索制限は健在であるものの、これは21時に別途で解放。その事については、今回伝えられません(左翔太郎、フィリップには伝えられないものの、結城丈二、涼邑零が知っています)。 また、21時までに左翔太郎が死亡した場合、ダブルドライバーを所有している人物に権限が移り、フィリップも譲渡されます。 【ゲゲルの情報公開】 対象者はゴ・ガドル・バ。使者はラ・バルバ・デ(バラのタトゥの女)。 それと同時に、「ゴオマ、ガドル、ダグバの合計殺害数が9名(残り2名)に達した時に、グロンギ遺跡からもう一人の王 ン・ガミオ・ゼダの復活が始まる」という情報が伝えられます。このゲゲルのカウントでは、ガドルの自殺・自滅はカウントに含まれません。 ガドルには、ダグバの死によって「ゴ」から「ン」へ昇格され、「ン・ガドル・ゼバ」への改名を認められる旨も伝えられます。 尚、ズ・ゴオマ・グ、ン・ダグバ・ゼバは対象者でしたが、死亡したため、適用資格が剥奪されました。 【二の目の解放】 対象者は血祭ドウコク。使者は脂目マンプク。 二日目(時刻不明)以降、二の目制限が解放され、筋殻アクマロが巨大化して復活する事について伝えられます。ドウコクもまた、一の目がなくなった時に、二日目以降に二の目が発動する事になります。 尚、アクマロは死亡カウントされているので、二の目の状態で生存する事はできず、生き残ったとしてもゲーム終了とともに死亡という形になります。首輪については不明。 死亡者である筋殻アクマロには一切この事が伝えられません。 【魔女化】 対象者は佐倉杏子。使者は美国織莉子。 二日目(時刻不明)以降、魔女化制限が解放され、美樹さやか、巴マミが魔女化して復活する事について伝えられます。杏子もまた、ソウルジェムの濁りによって死亡した時に、二日目以降に魔女化が発動する事になります。 佐倉杏子は時間軸の都合上、魔女化についての知識を持たないため、それについても教えられます。 尚、さやかとマミは死亡カウントされているので、魔女の状態で生存する事はできず、生き残ったとしてもゲーム終了とともに死亡という形になります。 【呪泉郷】 対象者はレイジングハート・エクセリオン。使者はアリシア・テスタロッサ。 二日目(時刻不明)以降、呪泉郷制限が解放され、意思持ち支給品の呪泉郷制限が解除される事が伝えられます。鯖については詳細不明。 双生児溺泉のように泉そのものが枯れている泉の制限を解放するかも不明です。 レイジングハートは完全な支給品であるため、首輪は取り付けられません。 【忘却の海レーテの解放と予知能力に関する説明】 対象者は石堀光彦。使者は加頭順。 説明を聞いた時点でF-5山頂に忘却の海レーテが解放されます。説明内容もレーテについてです。 また、ダークザギとしての予知能力はフィリップと同様、1日目の21時に強制解除され、記憶制限も解除される事になります。 【その他の制限解放】 あくまで、上記は一例です。他にも一部の参加者にかけられている制限が解除される場合があります。 使者として現れる主催側の人間は、その参加者の関係者である可能性が高めです。ただし、吉良沢優のように存在を秘匿したがっている場合は関係者が姿を現さない場合があります。 複数の制限が同時に架されている可能性も否めませんが、今回はその制限に関する説明が行われ、制限は解除されます。 また、これ以降、対象者不在の制限が解除される場合があります。 【主催陣営について】 ※【ゴハット@超光戦士シャンゼリオン】、【脂目マンプク@侍戦隊シンケンジャー(侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦)】、【美国織莉子@魔法少女まどか☆マギカ(魔法少女おりこ☆マギカ)】、【アリシア・テスタロッサ@魔法少女リリカルなのは】、【プレシア・テスタロッサ@魔法少女リリカルなのは】が所属しています。 ※アリシアはNEVERとして再生しているため、感情の希薄化と身体強化が始まっています。また、吉良沢のように非変身者に支給されるガイアメモリも所持しているようです。プレシアも同様かもしれません(描写されていないので、ガイアメモリ以外の物という可能性もあります)。 ※加頭順をはじめとする主催者は、主に影武者の役割を担っており、本当の主催者は別にいます。加頭やニードルなどの一部の参加者はその事を自覚していますが、自覚しておらず、別の目的で参加させられている者もいます(吉良沢優、八宝斎など)。 時系列順で読む Back ひかりのまち(後編)Next 覚醒(前編) 投下順で読む Back ひかりのまち(後編)Next 覚醒(前編) ゴハット Next 黒岩、死す!勝利のいちご牛乳(前編) 脂目マンプク Next 双大将再会 美国織莉子 Next 壊れゆく常識 プレシア・テスタロッサ Next 「Wish」 アリシア・テスタロッサ Next 「Wish」 Back 第二回放送 加頭順 Next 黒岩、死す!勝利のいちご牛乳(前編) Back 第二回放送 吉良沢優 Next 「Wish」 Back 第二回放送(裏) サラマンダー男爵 Next X、解放の刻/楽園からの追放者 Back 第二回放送(裏) ラ・バルバ・デ Next 挑戦 Back 第二回放送(裏) ラ・ドルド・グ Next さようなら、ロンリー仮面ライダー(前編) Back 第二回放送 ニードル Next 壊れゆく常識